2022.07.28
大学で重視されるようになった「産学官の連携推進ポジション」採用について│北海道大学の採用事例
こんにちは。リージョナルキャリア北海道のコンサルタント、鈴木です。
北海道には、首都圏で培ってきた経験を活かすことができる企業・ポジションがたくさんあります。
弊社では、おひとりおひとりの気持ち・志向性・目指したいキャリアについてじっくりとお伺いしながら、どのような実現可能性があるのかを日々提案しています。
今回はその中のひとつとして「北海道大学で働く」という事例をお伝えします。
そもそも、大学にどんなポジションがあるのか?
転職希望者と面談をする中で、大学で働くという選択肢をご提案すると「そんな選択肢があるのですね」と驚かれることがあります。
大学には、教員や研究職のほかに、事務職、バックオフィス、サポート系の職種など幅広い役割があります。その中で近年重要視されているのが「産学官の連携推進」を担うポジションです。
オープンイノベーションの推進を担う「産学官の連携推進ポジション」
産学官とは、「企業(産)」、「大学(学)」、「国立研究開発法人(官)」の3つを指す言葉です。
まず、社会的な背景についてお伝えすると、産業構造の変化やグローバル化などによる国際競争の激化、人工知能など新分野への中長期的なチャレンジ、製品・サービスのライフサイクルの短期化への対応など、イノベーションの環境変化に対応するためにも、企業、大学、国立研究開発法人が連携するオープンイノベーションの推進が重要とされています。
しかしながら、これまでは産学官の間にあった個人的な関係性をもとにした連携が主でした。そこで、産学官の3つを結ぶために「産学官連携を推進するコーディネート人材」を設置する必要性が高まっています。
北海道大学への採用サポート
前述した背景から、弊社では北海道大学の産学官連携を推進できる人材の採用をサポートしています。
同大で産学官連携を推進している産学協働推進機構には、民間企業での研究開発経験がある方、弁護士・弁理士の資格を持ち、知的財産に詳しい方など、様々な専門分野での知識、経験がある方が所属されています。
今回は、弊社が採用をご支援した方の中から、2名の事例をご紹介します。
転職事例①
関西の大手光学機器メーカーで研究開発のキャリアを積んできた方です。現職では「もうやりつくしたかな」という達成感があり、今後なにを目指していくべきかと考える中で、転職を検討されるようになりました。
そこで、これまでの経験・知識を活かしつつ、新たな領域へチャレンジすることができる同大を紹介させていただきました。
▼詳しくはこちらからご覧ください
https://rs-hokkaido.net/hero/202207_hokudai.html
転職事例②
グローバルに事業を展開している大手メーカーで、法務でのキャリアを積んでいた方です。パートナーとの結婚を決めたタイミングで、生活拠点を東京から札幌に移すことを決心します。
しかしながら、これまでの法務の経験が活かせること、かつ国際的な業務にも関われることを重視されていたため、同大を紹介させていただきました。
▼詳しくはこちらからご覧ください
https://rs-hokkaido.net/hero/202207_hokudai2.html
おわりに
私達は日々、北海道で思い切り働くことができる方をおひとりでも増やすために活動しています。
今回ご紹介したおふたりは「北海道でこれまでの経験を活かせる民間企業」という枠では、納得できるポジションと出会えずにいらっしゃいました。
北海道でのキャリア可能性を追求するために、日々地場の企業経営者や、学校法人、その他機関と広く関りを持っている私達だからこそもっている情報があります。ぜひお気軽にご相談ください。
お役立ち情報
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