リージョナルHERO

転職成功者インタビュー

リージョナルキャリア北海道で転職した方々に体験談をお聞きしました。

安定より挑戦を選択。憧れの大学で始めた新しいキャリアは、刺激と学びの毎日!

国立大学法人 北海道大学
太田紀子さん(産学協働マネージャー) 44歳

転職回数
1回
転職期間
エントリーから内定まで154日間

北海道の大学を卒業後、東京の大手光学機器メーカーで研究開発をしていた太田さん。20年以上同じ製品を担当し、「やりつくし感」を覚えていた頃に、コロナ禍で出勤が制限。自宅で過ごす時間が増えたことで、「これから何を目指していけばいいのか?」「このまま東京にいる意味があるのか?」と自分自身の人生をじっくり考えるようになったという。その結果、「今が北海道へ帰るタイミング」と考えるようになったが、最初に相談した大手の転職コンサルティング会社からは、「北海道にあなたのキャリアを活かせる仕事はない」と断言されてしまった。それでもあきらめず、リージョナルキャリア北海道に絞って転職活動を続行。すると紹介されたのは、憧れていた北海道大学。「記念受験のつもりで受けたら、転職コンサルタントのサポートのおかげもあって合格。転職コンサルティング会社選びの重要さを実感しました」と語る太田さんの体験談を紹介する。(※本記事の内容は、2022年7月取材時点の情報に基づき構成しています)

転職前

業種
製造業(精密機器等)
職種
医療用内視鏡の研究開発・設計およびマーケティング
業務内容
大手精密機械メーカーにて、医療用内視鏡の研究開発、仕様決定および設計、評価システムの構築、他社競合商品の調査等を幅広く担当。

転職後

業種
教育(大学)
職種
大学における産学連携活動のプロジェクトマネージャー
業務内容
多岐にわたる学内の研究テーマ・研究成果を実用化するにあたって、産学連携の推進役として、特許関連、契約、共同研究の運営・管理を担当。

コロナ禍で帰省できなくなったことも、Uターンを決意するきっかけに。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

産学連携推進本部で、大学と企業の橋渡し役をしています。北海道大学には2000人ほどの先生がいますから、全員の先生をフォローアップするまでには到っていませんが、例えば相談を受けた先生や新任の先生などに対し、一人ひとりを訪ねて研究内容をヒアリングし、企業に紹介できる先生や、知財・特許につながる研究を発掘。企業との共同研究につなげたり、特許事務所と一緒に特許化まで進めていく仕事をしています。

入社前のご経歴を教えてください。

出身は北海道の旭川市です。道内の地方の工業大学から、東京にある光学機器メーカーに就職し、研究開発をしていました。21年間働きましたが、担当していた製品はずっと医療用内視鏡。勤務地もずっと東京でした。

転職のきっかけは?

前職の職場はとても居心地がよかったんです。ずっといられるいい環境だったんですが、21年間働いて、「もうやりつくしたかな?」という達成感があったんです。コロナ禍で出勤が週2.5日になり、「このまま60歳までいるのかな?」「やりつくしたのに、これから何を目指したらいいんだろう?」と考える時間が増えていきました。加えて、地元に帰省できなくなったことも、 北海道へのUターンを考える引き金になったと思います。もともと北海道のことは大好きで、「いつかは帰ろう」と考えていたんですが、なかなかそのきっかけが掴めなくて。コロナ禍が背中を押してくれた感じでした。

転職活動はどのように進めましたか?

まずは大手の転職サイトに登録したんですが、「あなたのスキルを活かせる仕事は、北海道にはない」と言われて、東京側の求人ばかりすすめられました。この転職コンサルタントに相談しても無駄だなと思ったので、地元に強いリージョナルキャリア北海道に一本化したんです。「転職 北海道」で検索したらヒットしたんですよね。

こちらから伝えた希望としては、「給与は低くなってもいいが、生活できるくらいはほしい」ということと、「転勤がない会社がいい」ということくらい。職種については、研究開発職じゃなくてもいいと考えていました。東京でのスキルを活かせる仕事があれば活かしてもよかったけれど、北海道にはないだろうと思っていましたし、私自身がその業界に飽きちゃっていたんです。先がわかっているというか。ですので、転職コンサルタントにヒアリングしてもらい、「私に合いそうなところがあったら紹介してください」とお願いしました。第三者の意見が欲しくて、「前職はこうだけど、こっちのほうがいい」という見方もきっとあると思ったんですよね。そうして最初に紹介されたのが、北海道大学だったんです。

今の職場に決めたポイントは?

北大って、北海道民にとっては憧れなんですよね。学生の時は学力的に到底行けなかった大学だったので、今回も記念受験のつもりで受けてみたんです(笑)。そうしたら採用してもらえて驚きましたし、本当に嬉しかったです。

面接で仕事の話を聞いたときも、「面白そうだなぁ」と思いました。いろんな先生と会って、いろんな研究を知ることができるんだろうなと。給与も希望通りというか、北海道でここまでもらえるところはあまりないと思います。もちろん仕事自体には、不安はありました。今までやったことがない仕事でしたからね。特許に関しても、前職では発明の提案書を出すだけで、その後の複雑な処理については知りませんでしたが、面接で今の上司の皆さんがすごく前向きな話をしてくれたんです。こういう方々が上司なら、うまくやっていけるのかなと思ったことも、最終的な決め手になりました。

フリータイムが増え、ゴルフなど趣味の時間が充実した。

転職していかがですか?

大変です(笑)。知らない分野が多すぎて、自分の知識が追いついていかないので、とりあえず各担当分野の専門書を買ったりして、1から勉強しています。実家からも大学時代の教科書も持ってきて、勉強しています。残しておいてよかったと思いました(笑)。でも毎日刺激があって楽しいですよ。一緒に仕事をしているチームは20名ほど。44歳の私が割と年下のほうなので、先輩方にとてもよくしてもらっています(笑)。オフィスはキャンパスの中ですが、緑がたくさんあって、広々していてとても環境がいいですね。時々、リスやキツネもいるんです(笑)。

転職して良かったと思うことは?

新しい世界を知れたことです。入社してまだ半年ということもありますが、非日常的な生活を毎日している感じ(笑)。楽しいし、刺激があります。前の会社にあのままずっといたら、生活は安定していただろうとは思いますが、なにもないまま年齢を重ねていたのかなと思うんです。そう考えると、転職したことに後悔はありません。

実家にも気軽に帰れるようになったので、親も喜んでくれています。口では直接言いませんけれど、「次はいつ帰ってくるんだ」と嬉しそうに聞いてくるんです。転職前は、東京で1人暮らしをしている私のことが心配だったみたいですね。コロナにかかって1人で倒れているんじゃないか、とか。その気持ちは私も同じでした。コロナに限らず、もし両親が病気になった時も、東京から北海道へは簡単には帰れません。そう考えると、地元に帰ってきてよかったなぁと思いました。

困っていることや課題はありますか?

地元へのUターンですし、生活で困ったことは特にありませんでしたね。ただ、東京で20年以上生活していると、あちらにしっかり人間関係ができているので、仲間と会えない寂しさはありました。でも幸い、今はオンラインで話すツールも充実していますから、そのへんは助かりましたね。オンライン飲み会もよくやっていますよ(笑)。

生活面の変化はありましたか?

今は札幌市内の賃貸マンションに住んでいます。通勤時間は地下鉄と徒歩で40分くらい。通勤時間は東京時代とあまり変わりませんが、マンションの家賃は少し安くなりました。

大きく変わったのは、帰宅時間。かなり早くなりました。今は17時が定時なので、定時に終われば18時過ぎには家に帰れるんです。夜のフリータイムが長くなったので、キックボクシングを始めましたし、ゴルフレッスンにも週1~2回通っています。もともとゴルフが好きなので、北海道に帰ったら思い切りやろうと思っていたんです。東京だと渋滞に巻き込まれながら1日がかりでゴルフに行っていましたが、北海道では1時間弱で、いいゴルフ場に行けますからね。その他にも、野球とバスケも好きなので、土日は北海道のチームを応援するためによく観戦に行っています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

私の場合、Uターンが予定より早くなってしまったんですが、これで良かったと思っています。前職と同じ職種で転職する場合は気にしなくていいと思いますが、今回の私のように全く新しい仕事をスタートするのであれば、早めに転職する方が順応性や柔軟性は高いと思うので。

いちばん重要だと思ったのは、転職コンサルティング会社選びですね。きちんと1対1で向き合ってくれるコンサルタントの方が絶対にいいです。大手の中には、連絡をしても返事がないまま放置されたり、“その他大勢”みたいな扱いをしてくるコンサルタントもいますからね。その点、リージョナルキャリア北海道の対応はとてもきめ細やかでした。「私に合いそうなところを紹介してほしい」という私のややアバウトなお願いに対しても、真摯にいろいろな仕事を紹介してくれ、一社一社についても詳しく説明してくれました。そのうえ、北海道大学の面接にはコンサルタントの方も入って聞いていました。オンラインでの面接だったのですが、1次面接が終わった後に印象を伝えてくれ、「2次面接はもっとこうしたほうがいい」というアドバイスまでしてくれました。面接を受けるのは20年ぶり。不安でいっぱいだった私にとって、担当コンサルタントのアドバイスはとても心強かったです。

担当コンサルタントから

リージョンズ株式会社 
辻井 樹

太田さんとはオンライン面談で初めてお話ししたのですが、明るく前向き、コミュニケーション力が高く、チャレンジ精神旺盛な方、という第一印象を受けました。これまでの主な業務経験は、理系の研究開発職でしたが、転職後の仕事内容や待遇にこだわるというよりは、「このコロナ禍を機に生まれ育った大好きな北海道に帰って仕事をしたい」、という強い想いを感じました。実際、これまでの医療用内視鏡の研究開発という経験を即戦力として活かせる企業は、なかなか北海道では見当たりません。そんな中、「理系の知識・経験」×「高いコミュニケーション力・折衝力」が求められる北海道大学での求人ニーズが、太田さんに“ド”はまりするのではないかと考えて提案したところ、とんとん拍子で入社が決まりました。私が最も感じたのは、「転職はタイミング、ご縁」だということです。希少な理系の知識を活かせる大学の求人ニーズと、これまた希少な経験を持つ太田さんの転職活動の開始が、同時期にピンポイントで巡り合ったのです。そのようなご縁を繋ぐことができ、嬉しく思います。

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