2025.05.27
【訪問レポート】シンセメック株式会社 〜創業70年、技術と人を軸に進化を続けるモノづくり企業〜
こんにちは。リージョナルキャリア北海道のコンサルタント、星山かなたです。
先日、北海道石狩市に本社を構えるシンセメック株式会社を訪問し、「企業TOPインタビュー」と称して、代表取締役 松本社長にお話を伺いました。
インタビューの詳細は、後日「企業TOPインタビュー」に掲載しますが、今回は同社を訪問した様子をご紹介します!
オーダーメイドの生産装置を作れる体制と技術が強み
シンセメック株式会社は1950年、小樽にて部品加工業として創業。時代のニーズを捉えながら、徐々に装置製造分野へと展開し、現在では売上10億円を超える企業へと成長されています。
同社の強みは、設計〜加工〜組立までを自社内で一貫対応できる生産体制です。この体制は一朝一夕では構築できず、30〜40年をかけて実現されたもので、他社との差別化に大きく貢献しているそうです。また、それぞれ業界も規模も異なる顧客の要望に対して、一から提案ができる技術者が揃っているのも同社の強みとなっています。

※本記事の画像はすべて弊社手配によるものです。
社長の思い「社員とその家族の幸せ」が経営の中心に
インタビュー内で松本社長が強く語られていたのが、「社員とその家族の健康と幸せを大切にしたい」という理念。これは単なるスローガンに留まらず、制度設計や企業文化にも深く根付いています。
特に驚いたのが、男性社員の育児休業取得率100%・平均取得期間3ヶ月間であるという点。はじめは社長自ら働きかけを行い、制度利用が当たり前となる土壌をつくったそうです。「制度を整えるだけでなく、実際に使ってもらえる仕組みにすることが重要」という社長のこの言葉が非常に印象的でした。

工場見学で「カボチャ乱切り装置」に注目!
今回は、工場もご案内いただきました。広大な敷地内には第1工場から第6工場があり、それぞれ部品加工や組み立てなどを行っています。
現在、さらなる需要に応えられるように、第7工場の建設予定もあるとのことです。受注生産を基本とするシンセメックですが、新たな事業の柱として自社開発製品の開発・販売にも取り組んでいます。自社開発製品の先駆けとなるのが、写真の「カボチャ乱切り装置」!硬いかぼちゃを手作業で切るのは力が必要で時間もかかりますが、「カボチャ乱切り装置」があればカットが楽、かつ1時間に250玉もカットできるそうです。現在は国内の総菜、冷凍食品工場や、国外にも販売しています。

「企業TOPインタビュー」は近日中に公開予定
今回のインタビューでは、他にも、シンセメックの事業展望や松本社長の人材に対する考え方など、じっくりとお話を伺いました。
インタビュー内容は近日中に公開予定なので、お楽しみにお待ちください。

(左から、シンセメック人事島谷様、シンセメック松本社長、リージョンズ代表高岡、企業担当星山)
シンセメック株式会社の求人情報
シンセメックは、従業員数、売上ともに順調に成長を続けており、積極的に採用を進めています。
「オーダーメイドのものづくりに興味がある」「企業文化に共感する」という方は、ぜひ一度ご相談ください。皆様からのご登録をお待ちしています。
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