2022.03.29
北海道の「道の駅」の魅力
こんにちは。リージョナルキャリア北海道スタッフです。
ドライブ好きな方もそうでない方も、長距離移動の際に「道の駅」を利用されたことがある方は多いのではないでしょうか。2022年2月時点で、日本全国に「道の駅」は1,194駅あり、私が住んでいる北海道には127駅あります。
「道の駅」は1991年に実験的にはじまり、国土交通省(当時は建設省)が1993年から登録・案内制度を定めました。長距離ドライバーが増える中、一般道路でも24時間自由につかえる休憩施設が長く求められてきたことが背景としてあります。さらに道路利用者と地域をつなぐ役割と、地域活性をはかるというニーズも相まって現在の「道の駅」の形ができました。
広い北海道をドライブするとこの「道の駅」がオアシスのような存在になります。峠を越えた先に道の駅が見えた時の安堵感は筆舌に尽くしがたいものがあります。(特にトイレに行きたいと騒ぐ子供を乗せていた場合)旅の最終目的地ではないのになぜか達成感を抱いてしまうのは私だけでしょうか。きれいに整備されたトイレももちろんありがたいですが、横に併設された直売所や地域の特色を生かした展示スペースなども楽しみの一つです。
かつて北海道のローカル番組で「道の駅」で売っているカントリーサイン(道路標識と市町村のシンボルマーク標示を一体としたもの)を引いて北海道すべての市町村をめぐる旅に挑戦しているのを見て、真似した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、たくさんの道の駅の中から特に印象に残っている北海道の「道の駅」をピックアップしてご紹介します。
北欧の風 道の駅とうべつ(登録年月日 2017年4月21日)
札幌の隣町、当別町の道の駅です。オープン当初は駐車場が満車で入るのに苦労するほどのにぎわいでした。北海道イタリアンの提唱者である「テルツィーナ」の堀川秀樹シェフが手掛けるレストラン「カフェテルツィーナ」では当別町の食材をふんだんに使った料理が食べられます。また先を急ぐドライバーにはうれしいテイクアウトコーナーも充実しています。
画像引用:北の道の駅(最終閲覧日:2022年3月25日)
道の駅みそぎの郷きこない(登録年月日 2015年11月5日)
北海道の玄関口、北海道新幹線木古内駅前の道の駅です。立地的には「道の駅」としては珍しく、新幹線と在来線の駅前、かつ木古内町の中心街に位置しています。道南の西部9町(渡島西部4町・檜山南部5町)の魅力を発信しています。地域の特産材である「道南杉」を内外装に多用しており、素敵な建物でした。
画像引用:道の駅みそぎの郷きこない(最終閲覧日:2022年3月25日)
※木古内のゆるキャラ「キーコ」 ゆるキャラグランプリ2020年 84/395位
道の駅マオイの丘公園(登録年月日 1996年8月5日)
274号線を車で走ると印象的なレンガ造りの建物があらわれます。田園風景の中にうまく溶け込んでいます。館外の直売所はいつもその日に採れた新鮮な野菜が並んでいます。少し小高いところにたっているので、石狩平野が一望できます。
画像引用:北の道の駅(最終閲覧日:2022年3月25日)
道の駅縄文ロマン 南かやべ(登録年月日 2011年8月25日)
国内唯一の国宝のある「道の駅」です。国宝「中空土偶」をはじめ縄文文化の遺産が展示されている博物館「函館市縄文文化交流センター」がメイン施設になっていて、見ごたえがあります。函館市の史跡大船遺跡・垣ノ島遺跡を含めた「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録が2021年に決定し、今後もっと注目されていくエリアになると思います。
画像引用:北の道の駅(最終閲覧日:2022年3月25日)
画像引用:函館市縄文文化交流センター(最終閲覧日:2022年3月25日)
「道の駅」は毎年どんどん新設されています。ちょっと寄り道してみたくなるような魅力的な「道の駅」を探しに行ってみてはいかがでしょうか。
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