地域情報ブログ

その他2024.02.21

【現地レポート】斜里町に1泊2日のワーケーションをしてきました!

こんにちは。リージョナルキャリア北海道のコンサルタント、荻野です。

先日、同僚数人で、斜里町でのワーケーションを体験してきました。

今回は、私たちがこの1泊2日のワーケーションから感じた、斜里町の魅力についてご紹介します。

※写真はすべて筆者撮影です。

斜里町について

斜里町は知床半島の北側、オホーツク海に面した人口10,694人、5,459世帯(令和5年12月末)の町です。

知床は2005年に世界自然遺産に登録されています。世界的にも貴重な生態系をもつ豊かな自然が特徴です。また漁業も盛んで、特にサケ・マスは全国でも有数の漁獲量を誇ります。

※出典:斜里町 人口(住民基本台帳)(最終閲覧日:2024年2月21日)

斜里町役場

第一日目、札幌から女満別空港へ飛びそこからレンタカーで約1時間、最初の目的地である斜里町役場に到着しました。

まずは以前、リージョナルキャリア北海道を運営するリージョンズ(株)主催のイベントREGIONS BARで登壇いただいた初海 淳さんはじめ、斜里町役場の方々のもとへご挨拶に伺いました。

ここでは知床のシンボルキャラクター「知床トコさん」による斜里町のブランディング・プロモーション活動の成功体験や、町としての課題などに話題が及び、さまざまな意見交換をすることができました。

▽斜里町役場

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ワーケーション

今回は「ワーケーション」ということで、到着後さっそく仕事を開始。

観光地として、また居住地としての知床の魅力を発信している「一般社団法人知床しゃり」の事務局がある斜里町産業会館の2階にある、有料のコワーキングスペースを利用しました。

こちらは町内外の方が誰でも無料で利用できます。用途に応じてオープンスペース、個室が利用でき、Wi-Fiも完備されています。

木目調にデザインされたおしゃれな空間で、リラックスして仕事することができました。

▽ワーケーションスペース

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斜里町立図書館

1日目には、利用したコワーキングスペースから車で3分ほど行ったところにある斜里町立図書館も訪問しました。

こちらでは館長の松井卓哉さんに案内していただきながら、じっくりと館内を見て回りました。

こちらの図書館は「コミュニケーションのある図書館」というテーマを掲げ、地域住民が参加できるユニークなイベントを開催するなど、さまざまな取り組みをしています。

先日はなんと「おにぎりづくり講座」を開講したとのこと。図書の貸し出しにとどまらず、隣接する中学校の生徒はじめ誰でも気軽に立ち寄れる図書館を目指して、ユニークな企画を積極的に進めています。

こうした図書館は他にあまり見聞きしたことがなく珍しいな、という印象を持ちました。

流氷遊ウォーク

2日目は斜里町のアトラクションを満喫しました。

午前は台湾出身の知床ガイドLANTOKUさん(知床半島で唯一、中国語ガイドができます)にお願いして「流氷遊ウォーク」に参加してきました!

今年2024年の流氷は直近数年で一番良い!と町の方々が仰っていたのでとても楽しみにしていました。

ドライスーツを着て準備をします。まるで宇宙人のようないでたちになりました(笑)。

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いざ流氷へ!ガイドさんを先頭に歩いて海に向かいます!

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流氷の浮かぶ海にやってきました。こちらでは流氷の上を歩いたり、氷に登ったりするのはもちろんのこと、なんと氷の割れ目に落下して冷たい海にプカプカと浮かぶ体験もできます。

極寒の海に浮かぶなんて。。。と驚かれそうですが、実はドライスーツを着ているので全く寒くないのです。むしろ浮力に任せてまったりできる、癒しの体験です。

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一面流氷に囲まれた世界に終始圧倒されながら、約1時間の「流氷遊ウォーク」を楽しみました。

あまりに楽しくはしゃいでしまい、終わった頃には格別の満足感と心地よい疲労感を味わえました。

知床五湖散歩

午後は北海道アウトドアガイドMother Nature's Sonさんにお願いして、ピエさんこと三浦隆浩さんガイドのもと、冬の知床五湖スノーシューツアーに参加しました。

通常、この一帯は冬季期間(11月下旬~4月下旬)は閉鎖されているのですが、資格を持ったガイドさんの同行を条件に回ることができます。

スノーシューという「かんじき」のような歩行を補助する道具を履いて、雪の積もった湖面の上を、五湖~四湖~三湖~二湖~一湖の順に約三時間かけてゆっくり回りました。

当日は冬晴れで、終始青空が広がっていました。風もほとんど無く、聞こえてくるのは雪を踏みしめる音と鳥の鳴き声だけ。この静謐さは、普段札幌ではなかなか味わうことができません。

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道中撮影した知床連山の写真です。これだけ綺麗に、雲がかからない知床連山を見ることができるのは珍しいようです。

展望台の目の前には多くの鹿も集まっていました!

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そして道中では、樹の幹に刻まれた大きな熊の爪痕も発見!2月は冬眠中ですが、身近に熊の存在を感じることができました。

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こうして知床五湖を実際に回ってみると、周りを囲む森林の壮大さや野生動物を身近に感じたことで「自然の中に人間が住まわせてもらっている」という感覚を持ちました。そして自然と人間の共生について考える、良いきっかけになりました。

まとめ

一泊二日の短い滞在でしたが、斜里町の豊かな自然、町民の方々の斜里町を盛り上げたいという熱い想い、人柄の暖かさに触れ、癒し・活気・たくさんの刺激をもらいました!

またリモートワークに適した環境も整っており、知床の雄大な自然の魅力を感じながら仕事に取り組むことができる、魅力的なワーケーションの地であることも確認できました。

今回は真冬に訪れましたが、夏もまた異なる魅力に溢れている斜里町。皆さんもぜひ足を運んでみてください!


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この記事を書いた人

コンサルタント 
荻野 智史

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