2022.05.18
【小学校入学】北海道の受験事情と特徴について
こんにちは。リージョナルキャリア北海道のコンサルタント、宮崎です。今回は、札幌市・札幌市近郊の小学校に関わる情報をご紹介します。
はじめに
私自身、道外の地方都市に10年在住し、長女が9歳の頃にUターンをしました。子どもが小学校に上がるタイミングで地元に戻れたら、住むエリアや、家の購入などのお金のシミュレーションができ、子どもも転校しないで落ち着ける...と考えた経験があります。将来いつかのタイミングで地元へ、と思った時に「子どもが小学校までには」と考える方は多いのではないでしょうか。Uターンした際に私が感じた、北海道の小学校の特徴をお伝えしたいと思います。
これからお伝えする内容に、北海道らしさや珍しさを感じる方もいらっしゃるかもしれません。地元が北海道の方は、ご自身の子どもの頃を思い出して懐かしさを感じていただけたら嬉しいです。
北海道の小学校受験は?
まずは、「私立という選択肢もあるの?」というお受験情報です。
首都圏はご家庭の教育方針によって私立小学校への「お受験」という選択肢が多くありますが、地方ではその選択肢は少なく、公立で高校まで進学し、「のびのびと好きな事もしながら、勉強も頑張る」というお子さんがほとんどです。
特に札幌市・札幌市近郊エリアは、高校は公立が優位なことで知られており、進学校といわれる成績上位校は公立が人気を集めています。そのため、のびのびと地元の公立小学校、中学校に通い、高校受験をする傾向があります。
とはいえ札幌にも受験が必要な、特色ある小学校があります。下記の小学校はそれぞれの理念に基づいた教育を行っているようです。「学校方針に共感し、子どもに頑張ってもらいたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
1883年創立。大学との連携が深く教育を研究し生徒に還元している。札幌・旭川・釧路・函館校がある。
2022年4月開校。「世界に挑戦する12歳」のスローガンを掲げ真の国際教育を目指す。初年度は1年生から4年生が在籍。北海道初の小中高一貫校。
プロテスタント教義に基づく教育を行う。世界中に姉妹校がある。全校1クラスという徹底した少人数制教育。
一点注意していただきたいのは、冬の通学についてです。雪が降る時期は公共交通機関での通学が大変になるため、小さなお子さんにとって通学に無理がないかを考慮するとよいでしょう。
北海道らしさ満点?札幌の小学校の特徴
|指定の制服がなく、冬はスキーウェアで登校
公立小学校は指定の制服がなく、体操着も自由です。体育がある日は着替えもなく、ジャージなどの動きやすい服装で登校します。冬は防寒対策のため、スキーウェア、帽子、手袋が必須です。長女が転校した時はとても自由な雰囲気を感じました。
|北海道らしい冬の過ごし方、スキー学習
冬はグラウンドに大きな雪山を作り、その雪山でスキー学習もできますし、昼休みは雪合戦やそりでも遊べます。冬は体を動かす機会が減るため、思いっきり外で遊べる楽しい時間となっているようです。
3年生以上は、近隣のスキー場でスキー学習があります(年2~3回程度)。冬休み中に近隣のスキー場で短期講習を受講し練習するお子さんも多くいるようです。
|1人1台PCの活用
国の「GIGAスクール構想」に基づき、1人1台端末のPCでの授業も始まっています。コロナ禍ではオンライン授業を一部開始した学校や、高学年になるにつれ、宿題に使うなどPCの使用頻度が多くなるようです。低学年からPCで検索し、調べたものを発表するなどの課題探求学習に取り組んでおり、情報活用能力を育成しています。
|学校の給食が美味しい!
個人の感想になりますが、長女が札幌の小学校に転校して最初に感じたのは「給食がとっても美味しい!」ということのようです。北海道らしい「スープカレー」「ラーメンサラダ」「鮭ザンギ」などのメニューがあり、どれも子供達に合った味付けで、給食大好きと言っています。
|放課後の過ごし方
放課後児童クラブ(学童保育)に申し込むと、平日・土曜日・長期休みに利用できます。
※一部有料の期間や時間があります。詳細は下記でご確認ください。
簡単にご紹介しましたが、いかがでしたか?北海道の小学校の雰囲気を少しでも感じていただけたら幸いです。
地元ならではの情報をお届けいたしますので、北海道への転職をお考えの方は、ぜひリージョナルキャリア北海道にお気軽にご相談ください。
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