地域情報ブログ

企業2022.05.13

【レバンガ北海道】オフィシャルサポーターになりました

レバンガ_500.png

こんにちは。リージョナルキャリア北海道のコンサルタント、新井です。

今回はプロバスケットボールチーム「レバンガ北海道」を取り上げます。私共リージョンズ株式会社は、2022年1月からオフィシャルパートナーとして、人材採用の面での支援を行っています。

レバンガ北海道について

北海道には野球、サッカー、フットサル、バレーボールなど多くのプロスポーツチームの本拠地がありますが、レバンガ北海道はB1リーグに所属するプロバスケットボールチームです。

2011年5月、日本を代表するバスケットボールプレイヤーで、バスケ界のレジェンドである折茂武彦さんが選手と社長を兼任するかたちで設立しました(筆者は当時、北海道在住ではありませんでしたが、中学・高校とバスケットボール部に所属していた者として、大きな衝撃だったことを覚えています)。

ゼロからのスタートでしたが、地道にファンとスポンサーの獲得活動を行ってきた結果、コロナ前にはアリーナが満員になるほど、直近5年間の決算はコロナにも関わらず黒字経営となっています(※1)。

ちなみに、2020-21シーズンの営業利益額は全20クラブ中4番目に高く、営業収入科目別でみると平均よりも「入場料収入」「ユース・スクール関連収入」が多く(※2)、ファンに愛され、ユース世代の育成に力をいれていることがわかります。

また、U18世代は他チームのユースチームが集う大会で優勝の実績があるなど、将来が楽しみなチームです(※3)。

<参考>

※1 株式会社レバンガ北海道 2021年6月期(第11期) 決算情報

※2 B.LEAGUE 2020-21シーズン(2020年度) クラブ決算概要 B1クラブ

※3 B.LEAGUE U18 ELITE6 LEAGUE 全日程終了 レバンガ北海道U18優勝のご報告

Bリーグとレバンガ北海道が置かれている状況

BリーグはNBAに次ぐ世界第2位のリーグになるべく、「2026年に向けた構想」が動いています。海外にもレベルの高いリーグはたくさんあるため、非常にアグレッシブな目標ですが、こういった動きがあることは一人の元バスケットボール選手として誇らしいと感じます。

新たな構想では、「ファン」「地域」「選手」「子どもたち」「パートナー」「クラブ」というBリーグに関わるすべての人々をより幸せにできる存在となることを目指しています。それに伴い、クラブに求められるレベルもより一層高くなっています。

レバンガ北海道が新しい基準のB1リーグに残るためには、「入場者数平均4,000名以上」、「売上高12億円以上」、「自前のアリーナの設置」が求められています。それぞれハードルが高いですが、特に稼ぐ力としての売上や、多額の費用を投じる必要のある自前のアリーナの設置については頭を悩ませる材料になると思われます。

売上創出のためのさまざまな取り組み

売上12億円以上を目指して、新たな取り組みも始まっています。まだまだこれから出てくると思われますが、2つご紹介します。

■フード事業

小樽なると屋とオフィシャルフードビジネス サポートパートナー契約を行いました。小樽なると屋は道民にはもちろん、観光客や催事などでも人気となっている、半身揚げやザンギを提供する飲食事業を営んでおり、今回レバンガ北海道としては、フランチャイズ店として主にキッチンカーなどでホームゲーム会場はもちろん、ドラッグストア、商業施設、催事出店を進め、売上の創出を行う方針です。

(参考:レバンガ北海道ニュースリリース

■eスポーツ事業

レバンガ☆SAPPOROとして、eスポーツ事業を展開しており、複数名のプロ選手と契約しています。また2021年8月には13歳のプレイヤーとオフィシャルeスポーツプレーヤー契約を結び、話題となりました。北海道はeスポーツに力をいれている企業が多い印象があり、その中心となっていくのではと期待しています。

(参考:レバンガ☆SAPPORO

サポートシップパートナー制度

レバンガ北海道を応援するスポンサー制度(※参照:レバンガ北海道HP)のひとつに「サポートシップパートナー」があります。

私たちリージョンズは2022年1月からオフィシャルパートナーとなっていますが、前シーズンはサポートシップパートナーとして登録をしていました。

サポートシップパートナーは月額1万円から登録ができ、個人事業主の方や有志の集まりの方々も含め多様な団体が登録しています。無料観戦チケットをもらうことができるため、福利厚生としても非常によいものだと感じます。

先日、リージョンズ社員数名で試合観戦に行ってまいりました。非常に盛り上がり、勝利した試合だったので楽しい経験となりました。

レバンガ北海道.jpg

※筆者撮影

新B1リーグの基準である売上の12億円以上には、約4億円が不足しています。このような取り組みに加えて、新たな事業が生まれる可能性も含めて、個人的には今後の展開にわくわくしています。

アリーナ設立に向けても、北海道日本ハムファイターズが北広島に新球場を建設中であることもあり、動き出した場合は大きな話題になると思われます。

北海道にいらっしゃる方も、Uターンで戻ってこられる方も、帰省で帰ってこられる方も、はたまたアウェイゲームであっても、レバンガ北海道を応援して、みんなでさらなる成長を支えていきましょう!

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この記事を書いた人

コンサルタント 
新井 太樹

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