2026.05.07
【砂川発】SHIROが挑む“未来のカルチャー基地。地域再生の枠を超えた「PARK SHIRO」プロジェクトの全貌
こんにちは、リージョナルキャリア北海道のコンサルタント・宮崎美晴です。
今回は株式会社シロが手掛ける 「PARK SHIRO (パーク・シロ)」のプロジェクトについてお知らせします。
2027年1月の開業を前に、4月10日に事業発表会が行われました。そこで語られた内容と、私たちが日々、同社との連携の中で皆様にお伝えしたい情報をめとめ、このプロジェクトがなぜこれほどまでに画期的なのかをご紹介します。
背景:市民の「記憶」を壊さず、未来へ繋ぐという決断
舞台は、北海道砂川市。かつて市民64名が「自分たちの街で結婚式を挙げられる場所を」と約4億円を出し合い、1986年に誕生した「砂川パークホテル」です。4近く街のシンボルだったこの場所も、人口減少や時代の流れと共に、かつての賑わいは遠ざかっていました。
2022年に経営権を引き継いだシロは、当初「効率を考えれば建て直すべき」という選択肢も持っていたといいます。しかし、彼らが選んだのは「リノベーション」でした。
発表会で語られたのは、40年間そこにあった景色、市民の方々の思い出が詰まったレンガタイルを大切にしたいという想いです。建築家のアリ・イリエ氏も「40年前のレンガタイルが持つ重厚さは砂川のアイデンティティ。あえて壊さず残しながら、大きな窓を設けて外の光と街の気配を中に取り込んだ」と、過去と未来が共存する設計の妙を語っています。
コンセプト: 境界線を溶かす"カルチャー基地"
実現したい未来は地元とゲストが交差する仕掛け
「PARK SHIRO」が目指すのは、単なる宿泊施設ではありません。訪れる人にとっても、暮らす人にとっても日常の居場所になる"未来のカルチャー基地"です。そこには、これまでの常識を覆す仕掛けが詰まっています。
- ・ 境界のない「ホール」: かつての宴会場は、吹き抜けのある開放的な多目的スペースに。宿泊客だけでなく、地元の学生が勉強をしたり、地域住民がヨガを楽しんだり、時には市民の議論の場となる。空間の形が使う人に合わせて変化する「街の広場」です。
- ・ 「登って入る」 SHIROサウナ: 温泉を掘る構想もありましたが叶わず、温浴施設を2階に設置することに。しかし、古い建物の2階に重い風呂を作るための構造計算(荷重の引き算) は困難を極めたそうです。温浴とあわせて、ロウリュ付きで心と身体をゆっくりと整えることができるサウナは宿泊客はもちろん、日帰りでも気軽に誰でも手ぶらで利用可能。『SHIRO』製品をアメニティとして、また湯船にもスキンケア製品の素材をまるごと活かしたバス製品を使用する予定です。
- ・ 「SECONDHAND HOUSE by SHIRO」: 『SHIRO』 にあるものすべてをひとつの製品として扱い、『PARK SHIRO』の建設中に生まれた建築端材や、製造過程で余った期間限定品のボトルやキャップなどに加え、什器や店舗資材も店頭に並びます。"買う"だけではなく"渡す場所として、必要とする人のもとへ無理なく循環させる仕組みがつくられています。不定期で『市民の渡したいもの展』も開催が予定されています。
シロがこの場所で問い続けているのは、非常に本質的な課題です。
「地元に住んでいる人と地域外から来る人は、どんな仕掛けがあるとつながるか?」
「何をフックにすると、高齢者と子どもが交流できるか?」
単なる「消費の場」ではなく、砂川という土地の呼吸が感じられる場所を作ろうとしています。
求める人材: 正解のない「問い」を面白がれる仲間
現在、この「PARK SHIRO」の運営を担うオープニングスタッフの募集が始まってます。部署の垣根を超え、地域と一体となった新しい形のホテルを一緒に考え、実行できる力が求められています。
- ・ 「部署の垣根」を超えてブランドを創ることを楽しめる方
ホテルや介護といった既存の枠組みに縛られず、SHIROをつくる一員として、ショップ運営からイベント企画まで協力し合い、ブランド運営そのものに深く携わっていただきます。 - ・ 「地域と一体」となった新しいホテルの形を考え、実行できる方
「地元の人とゲストを繋ぐにはどんな仕掛けが必要か?」を自ら問い続け、カタチにする泥臭い実行力が求められます。 - ・ 多様なステークホルダーを巻き込む「コミュニケーション力」
社内メンバーはもちろん、地域住民や行政の方々と円滑な関係を築き、多くの人を巻き込んでプロジェクトを前進させる推進力が不可欠です。
このプロジェクトに今、参画する価値
「PARK SHIRO」は、これからの日本の地方都市が直面する「孤独」や「地域衰退」という課題に対する、一つの大きな挑戦です。
キャリアにおける魅力
- 1. 「0-1」の立ち上げフェーズ: 2027年のオープンに向け、仕組みや文化をゼロから構築できる、数少ないチャンスです。
- 2. 多業態が混ざり合う先進性: 観光・福祉・小売が融合したこの施設での経験は、コミュニティデザインや地方創生の新たな知見を自ら生み出すことが出来ます。
- 3. 経営層との距離感: ファウンダー今井氏や福永社長の想いがダイレクトに届く環境で、経営視点を持てるチャンスです。
砂川の風景を変え、日本中に新しいインパクトを与えたい。そんな志を持つ方にとって、これ以上のフィールドはないと確信しています。
■ プロジェクト詳細
- ・ 施設名:PARK SHIRO
- ・ 開業予定:2027年1月19日(火)
- ・ 構成:
▽みんなのホテル
・客室数:19室
・レストラン席数:38席
・多目的ホール (宴会場としては最大64名収容)
・温浴設備(サウナ付き)
・スタディラウンジ
・SHIROショップ
▽みんなのおうち
・サービス付き高齢者向け住宅:18戸
(※2026年4月時点の情報となります)
ご興味のある方は、ぜひ求人情報をご確認ください。砂川の街の風景が変わる瞬間を、共に分かち合いましょう。
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