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その他2022.06.29

北海道へのUターン引っ越し体験記with大型犬~準備編~

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こんにちは。リージョナルキャリア北海道スタッフです。

私は、学生時代を含めると地元北海道へ3回、Uターンを経験しています。今回は、私のUターン史上いちばん大変だった、我が家の愛犬・バリーくん(ラブラドール 当時9歳)と一緒に東京から北海道へ引っ越した際の体験記をお届けします。

まずは今回の「引っ越し準備編」と、次回「引っ越し当日編」の2回に分けて書きたいと思います。

今回の主役

こちらが我が家の愛犬、バリーくんです。

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(写真)バリー(ラブラドール・オス)

ラブラドールという犬種はとても人懐っこくて優しい性格の犬種です。知能も高いことから、盲導犬や介助犬などとしても人間社会で人間以上の活躍をしています。

ですが・・・

我が家のバリーくんは「知能の高さ」というより「ずる賢さ」、「人懐っこい」というより「甘えん坊」という感じの性格です。(この性格が、引っ越し時のハプニングに影響することに・・・)

陸路が使えない問題

北海道は有史以来、道外からの移動で「陸路が使えない」という問題(※注:後述しますが、鉄道は利用できます)が存在しています。

我が家のUターン引っ越しでも当然この問題が目の前に立ちはだかりました。

人間だけであれば、
 1. 引っ越し当日に荷物搬出
 2. スーツケースに最低限の荷物を入れて飛行機で北海道へUターン♪
 3. 荷物搬入の日までホテル等で待機
という段取りが一般的ではないでしょうか。

ですが、我が家にはバリーくんがおりますので、引っ越しの間、「バリーくんのお世話をどうするか?」という問題が発生しました。また、そもそも高齢であるため「飛行機大丈夫なのか・・?」という不安もありました。

引っ越し作戦

結果的に我が家のUターン引っ越しにおいて「バリーくんをどうするか?」は最大の懸案となりました。当時は妻と「あーでもない、こーでもない」といろいろな案を考えていました。

■作戦1:フェリーを利用

本州からは北海道の小樽や苫小牧までフェリーが運航しています。(以下参照)

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画像引用:日本長距離フェリー協会HP(最終閲覧日:2022年6月22日)

当初はフェリーを利用した以下のような案を考えました。

  1. 1.引っ越し荷物を搬出
  2. 2.大型のレンタカーにバリーくんのケージを搭載してフェリー乗り場まで運転
  3. 3.レンタカー乗り捨て、フェリー乗り換え
  4. 4.小樽(苫小牧)到着後、レンタカーに乗り換え
  5. 5.引越し先(北海道・札幌市)着

この案のいいところは「旅」を楽しむように引っ越しができるという点でした。

欠点としては、「大型のレンタカーが高い」というのと、「乳幼児を連れての長旅は不安」という点でした。
結果的に、主に後者の理由からこの案はナシとなりました。

■作戦2:新幹線を利用

さきほど「陸路使えない問題」と大げさに表現しましたが、実は偉大な先人たちがその問題の例外として「青函トンネル」という「オーパーツ」を残してくれています。これにより、道外からの道内への越境が陸路(鉄道)で可能となりました。平成28年(2016年)からは、新幹線も新青森駅~新函館北斗駅で運航しています。

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画像引用:JR北海道HP(最終閲覧日:2022年6月22日)

「新幹線ならば陸路でバリーくんを見ていられるし、移動時間もフェリーよりは短くて済むかもしれない」と、この案も結構いいところまで検討したのですが・・・

結局、バリーくんのケージ(移動式の大きいもの)とその他キャリーケースなど大きな荷物を持ちながら、子ども2人(うち1人は乳幼児)と一緒に「新幹線までの移動」「新幹線乗車」「(新函館北斗駅での)新幹線からの乗り換え」という段取りに不安を覚えてこの案もナシとなりました。

■作戦3:飛行機を利用

結論としては、やはり移動時間が短くて済む飛行機を使う案となりました。

我が家ではANAを利用しましたが、羽田空港のカウンターでのやり取り含めてとても丁寧に対応してもらい、快適に利用させてもらいました。事前の予約などが必要になるので詳しくはHPをご確認ください。

【参考】
全日本空輸(ANA)HP「ペットをお連れのお客様(国内)」(最終閲覧日:2022年6月22日)

こうして、バリーくんとの引っ越しの準備を進めていきました。

次回はいよいよ、「引っ越し当日編」です。お楽しみに!

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