2022.08.24
海がない札幌にある唯一の水族館│サンピアザ水族館のご紹介
こんにちは。リージョナルキャリア北海道のコンサルタント、福澤です。今回は札幌にある唯一の水族館、『サンピアザ水族館』をご紹介します。
設立~現在まで
バブル景気目前の1982年、新札幌エリアに大型ショッピングセンターモール「サンピアザ」がオープンしました。それにあわせて、サンピアザ水族館は誕生しました。
「海がない札幌に水族館を」というスローガンのもと、東京・池袋の都市型水族館・サンシャイン水族館を参考に、総工費約7億8千万をかけてつくられました。
オープン当初の目玉は当時ブームだったウーパールーパー。開館当初、入館を待つ行列は数百メートルにも達しました。しばらくウーパールーパー人気が続いたこと、その後もゴマフアザラシ、ラッコなど人気者を展示に加えたことで来館者をひきつけ、初年度は38万4730人が来館しました。
しかしながら、その後レジャーの多様化や少子化などの影響で来館者は減少傾向をたどり、開業12年目で20万人を下回り、その後2001年度には11万人まで減少、コロナ禍の中の2021年度は10万人を切る事態となりました。
水族館が設定する採算ライン「12万5000人」を大きく割り込む状況の中、今年創業40年という節目の年を迎えました。
(開館当時の人気者、ウーパールーパー)
「くせになる」サンピアザ水族館の魅力
同館は都市型水族館ということで、イルカショーのようなステージ型のアトラクションはなく、中型小型中心の水槽に海水魚・淡水魚、ペンギンやゴマフアザラシなど約200種類、約10,000点を展示しています。
近郊にある小樽水族館や、登別マリンパークと比較するとコンパクトなつくりですが「くせになる」魅力があると個人的に感じております。
いざ、入館!
こちらが外観です。
入館料は大人1000円、子供(3歳以上中学生まで)は400円です。
ちなみに、お得情報としてHPの割引券利用で大人100円、子供40円安く入館できます。
まず一番最初は、北海道らしく鮭の稚魚が出迎えてくれます。
順路に沿って歩いていきます。最近、私の娘から人気が高いうつぼがいました。
さらに先を進んでいくと「タッチングプール」があります。ツブ、ヒトデ、ヤドカリに触れたり持ち上げたりすることででき、娘はうつぼに続きテンションが上がっていました。
想像よりも大きいヤドカリが、ここで注目してほしい私的ポイントです。
その奥には同館で一番大きなコーナーである「回遊水槽」が待っています。
北海道の海からサンゴ礁の海までの魚と甲殻類を展示しています。
ここでの私的な注目ポイントは、日祝限定のイベント「マリンガールの餌付けショー」です。エイがマリンガールに餌をおねだりにくる姿は特に必見です!
マリンガールに魅了された後は、2階に上がり2019年にリニューアルしたペンギンコーナーへ。
ゴマフアザラシのコーナーもあります。一頭だけで少し寂しげですが、元気に泳ぎ回っております。
最後に紹介するのが、最近復活したコツメカワウソコーナーです。
タイミングが良ければ、お食事タイムをみることができます。扉の外でスタッフの方が食事の準備をする気配を察知し、張り付いて待つ可愛い姿は必見です。
今回ご紹介したのはあくまで一部ですので、もっとたくさんの海洋生物に出会うことができます。
例えばカクレクマノミ、ミズクラゲ、ミズダコ、巨大タカアシガニ、イセエビ、クリオネ、ハリセンボン、チンアナゴ、イトウ、電気ウナギ、ピラルクなどなど。
都市型水族館ならではのコンパクトさですが、ぎゅっと魅力が凝縮しているので満足度は高いと感じています。
まだまだある、サンピアザ水族館の魅力
水族館そのものの魅力をお伝えしてきましたが、そのほかにも魅力があります。まずは何よりもアクセスの良さです。
JR新札幌駅、地下鉄新さっぽろ駅どちらも直結です。また、車で行く場合には駐車料金が3時間まで無料。ショッピングモールが併設されているため、水族館の帰りにそのままショッピングや食事を楽しむこともできます。
また、大型の水族館に子供連れで行く際には、子供が歩き疲れてしまわないか、楽しめるだろうかと心配することがあるのではないでしょうか。
私自身は親として、水族館に行くぞ!と気合を入れてから行きますが、その点、サンピアザ水族館はコンパクトでありながら、水族館の雰囲気をしっかり楽しむことができる上、1時間くらいですべて周ることができるので、気軽に訪れることができます。
アクセスや、周りやすさを考えると、小さな子供からシニア層まで幅広い年代で、水族館を身近で楽しむことができる貴重な場所なのではないかと感じます。
札幌第二号となる水族館が2023年オープン予定!
2023年上半期に札幌第二号となる水族館がオープン予定です。
地下鉄大通駅~すすきの駅の間にある、狸小路3丁目に位置しています。現在、再開発で28階建てのビルが建設中ですが、そこの4~6階に開業予定です。
水族館の仮称は「札幌大通水族館」。延床面積は5,100平米で、サンピアザ水族館が約10,500平米ですので、それと比べると半分程度のかなりコンパクトな施設になりそうとのことです。こちらも楽しみです。
★今回ご紹介したサンピアザ水族館の情報はこちらから
お役立ち情報
▼コンサルタントに直接相談をご希望の方はこちら
▼北海道の求人情報をお探しの方はこちら
▼転職支援サービスへのエントリーはこちら