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レジャー2023.01.17

札幌のスキー事情│子供のスキー授業までにすることは?

【OGP画像】20230117_千葉悠樹(北海道).jpg

こんにちは。リージョナルキャリア北海道のコンサルタント、千葉です。

今回は札幌のスキー事情について、子育て期に焦点を当ててお届けします。


私が経験した学生時代のスキー授業


私は札幌生まれ・札幌育ちです。スキーには幼い頃から親しんできました。私の通っていた小学校は、学校の裏に市営のスキー場があり、週に2度(2時間×2回)のスキー授業がありました。


こういった学校は稀かもしれませんが、北海道で小学校~高校時代を過ごした方は「スキー授業あったなあ」と思い出していただけるのではないでしょうか(道東エリアはスケートの授業の場合が多いですね)。


子供のスキー授業はなにを準備すれば良い?


さて、今回お届けしたいのは子育て期におけるスキー事情についてです。

現在札幌市内の市立小学校では全校、中学校でも九割ほどがスキー授業を実施しています。つまり、札幌市内の市立小学校・中学校に子供を通わせる場合、子供がスキーをするための準備をしなければならないということです。


準備というのは、「用具をそろえる」というハード面の準備と、子供が授業にスムーズに参加できるように「教える」というソフト面の準備のことです。


プライベートでスキーを楽しむ家庭は良いですが、そうでない家庭にとっては、ひょっとすると気が重いことかもしれません。また、お子さんの進学に合わせて北海道へ移住するご家庭にとっては、情報の少なさから不安があるかもしれません。

ここからは、札幌に住む筆者が知っておくと安心な耳寄り情報をお伝えしたいと思います。

小学校・中学校のスキー授業

  • ①小学校

多くの小学校のスキー授業は下記のような内容です。時期は冬休み終了後の1月下旬~2月の間に行われます。

・体育館や校庭でスキー靴とスキー板の着脱練習(低学年)

・校庭でのスキー学習(体育の時間を使い年間4,5回) ※冬休みの間に校庭に雪山が作られます

3年生からは実際にスキー場でのスキー学習(学校からバスで移動、年間2回)

※スキー授業の前までにスキーとストック、ブーツをケースに入れ学校に持っていく必要があります。



②中学校

・スキー場でのスキー学習(学校からバスで移動、年間2回)
※スキー授業当日に道具一式を持って登校


用具の準備


スキー板、ストック、ブーツ、スキーウェア、手袋、帽子、(ゴーグル)を準備する必要があります。

ここではスキー板、ストック、ブーツを用意する際の選択肢をお伝えします。


【方法1】新品を購入:

スポーツショップや、ショッピングモールなどで購入可能。小学生低学年が使用するエントリーモデルは3つそろえると20,000円~30,000円程度。

新品なので状態も良く安心。選択肢も比較的豊富。しかし1年でサイズアウトということもあります。


【方法2】中古品を購入:

リサイクルショップなどで購入可能。新品の半額程度。ものによって使用感や状態が違い(それによって値段も上下)、見極めが難しい。サイズやデザインの選択肢は限られる。良品に巡り合うことが出来ればお得です。


【方法3】レンタル:

スキー・スノーボード専門のレンタル店で借りることができます。スキー場でのレンタル同様に日単位でレンタルも可能ですが、シーズンレンタルというサービスもあります。

小学生サイズだと1シーズン5,000円~7,000円程度でレンタルが可能。調整・メンテナンスをしてもらい、シーズン中は自身で保管します。


子供にどこまで教えれば良い?

小学校1年生の授業では、スキー靴の履き方や、スキー板の脱着について授業をしてくれるようですが、一人ひとり確実にというわけにはいかないようなので、最低限スキー靴を自分で履き、スキーを脱着できるように教えておくと良いかもしれません。


2年生以上は、1年生の時に授業を受けたものとして授業が開始されますので、可能であれば、「スキーを履いて歩く・斜面を登る」「緩斜面を滑る」くらいまで冬休み中に練習できると、お子さんは自信を持ってスキー授業に臨めるかと思います。


3
年生以上は実際にスキー場に行きますので、「リフトに乗れるようにしてきてください」という先生からの指導があります。これはスキー場に行って練習する必要があります。

一緒にスキー場に行って教える、もしくはスキースクールで習うこともできます。


下記のリンクは、札幌市教育委員会の「札幌市スキー学習の手引き」です。参考にしてみてください。

https://www.city.sapporo.jp/sports/jigyou/ski-gakusyu-tebiki/ski-gakusyu-tebiki.html

リンク先:札幌市HP「札幌市スキー学習の手引き」(最終閲覧日2023年1月17日)


札幌で思い切りスキーを楽しむ!


さて、ここまで子供のスキー学習に伴う大変な面を書いてきたように見えますが、私は決してネガティブに捉えてはいません。

数年前、私の子供がスキーを始めるにあたり、約20年ぶりにスキー靴を履きました。

私自身は昔からスキーが好きであったこと、天気の良い日のスキー場で感じる形容しがたい高揚感、雪しぶきをあげながら滑る爽快感、全てがよみがえり、休日に子供とスキー場へ行くことが楽しみになっています。


札幌からアクセスの良いスキー場


そしてもう一つ、札幌のスキー事情で触れるべきは、スキー場へのアクセスの良さです。

北海道にはいくつも素晴らしいスキー場があるのですが、札幌市街からアクセスが便利という点でお勧めなのはこちらの4つです。


札幌国際スキー場(札幌中心部から車で約90分)

サッポロテイネスキー場(札幌中心部から車で約40分)

藻岩山スキー場(札幌中心部から車で約30分)

さっぽろばんけいスキー場(札幌中心部から車で約20分)


中でも私が良く行くのは、サッポロテイネスキー場です。

1972年に開催された札幌オリンピックの際、ハイランドゾーン(エリアの名前です)では、スキーアルペン競技の大回転、回転が行われました。

オリンピアゾーン(こちらもエリアの名前です)は、聖火台が設置され、ボブスレー、リュージュのソリ系5種目が開催されました。

コースの種類が豊富で、初心者から最上級者まで楽しめるスキー場です。


▼手稲山山頂付近からの景色(標高1023m)

画像1.jpg

▼初心者でも山頂から滑走できる緩斜面の林間コース(全長5,700!)もあります

画像2.jpg

▼聖火台付近からは、海まで見えます

画像3.jpg

※画像はいずれも筆者撮影



現在、私は札幌の西側に住んでいるため、自宅からスキー場までの所要時間は15分です!

休日に「今日は天気がいいからスキーに行こうか!」という会話が可能な近さです。


札幌のスキー事情、子育てのお役に立てば幸いです。



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この記事を書いた人

コンサルタント 
千葉 悠樹

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