転職成功者インタビュー

ワコオ工業株式会社
齊藤弘樹さん(経営企画) 40歳

条件ではなく「人」で決めた転職。北海道で会社づくりに挑む選択。

大手金融グループ企業でリース事業に携わり、法人営業、事業企画、人事と幅広い経験を積んできた齊藤さん。事業企画では数百億円規模の売上を扱い、人事では採用・育成体制の改革にも携わってきた。

現在はワコオ工業でグループ統括本部長 兼 コーポレートサービス部長として経営企画、人事、総務、経理など、グループ全体の間接部門を統括している。転職の決め手は、「この社長のもとで働きたい」という直感だった。

入社から10年、ワコオ工業は売上・組織ともに大きく変化。齊藤さんは、なぜこの決断をし、どんな思いで会社と向き合ってきたのか。その軌跡を聞いた。

※本記事の内容は、2026年5月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
1回
活動期間
エントリーから内定まで160日間

転職前

業種
金融業界
職種
法人営業、事業企画、人事
業務内容
法人向けリース営業を経て事業企画に従事。事業計画策定、営業施策立案、システム投資の稟議・要件定義、人事では新卒採用と研修内製化を担当。

転職後

業種
産業用バルブメンテナンス業界
職種
経営企画
業務内容
経営企画を軸に、事業計画策定、組織改革、人事制度設計、採用・育成、総務経理統括まで幅広く担い、グループ会社の経営支援を行う。

経営企画も人事も。課題起点で仕事をつくる。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

現在はワコオ工業グループの統括本部長として、経営企画、人事、総務、経理など、営業・技術部門以外の間接部門全般を統括しています。

また、持株会社体制へ移行したことで、札幌に加えて千葉・岡山にも拠点が増えました。各拠点の課題に向き合うことも役割の一つです。

間接部門を一カ所に集約するのではなく、各地域に業務を任せられる担当者がいるため、「今、何に困っているのか」「どこを整えるべきか」を一緒に考えています。

年度計画の策定から労務管理の改善、新卒・中途採用、各種制度設計まで業務は多岐にわたります。仕事は与えられるものではなく、課題を起点に自分でつくるもの。そう考えながら会社全体を見ています。

入社前のご経歴を教えてください。

大学卒業後、メーカー系のクレジット・リース会社に入社し、法人営業としてキャリアをスタートしました。

医療機器リースや官公庁案件などを担当し、全国規模の組織再編を経て関西へ転勤。その後、事業企画部門へ異動しました。

事業企画では、事業計画の策定から施策立案、現場への落とし込みまで一貫して携わりました。売上600億円規模だった事業が数年で800億円規模に成長した経験は今でも強く印象に残っています。

転職のきっかけは?

大きなきっかけは、子どもが生まれたことでした。通勤電車で小学生がぎゅうぎゅう詰めになっている光景を見て、「この環境は子どもにとって良いのだろうか」と考えるようになりました。

父が北海道で一人暮らしをしていたこともあり、住環境や家族との距離も含めて人生全体を見直すタイミングだったと思います。

転職活動はどのように進めましたか?

大手の転職サービスには、北海道の案件がほとんどないことは分かっていました。そこで「北海道 転職」と検索したところ、リージョナルキャリア北海道を知りました。

地域に特化し、企業や経営者の考え方まで踏まえて紹介してくれる点に安心感があり、相談することにしました。形式的な求人紹介ではなく、「どんな働き方を望んでいるのか」という視点で話ができたのが印象的でした。

今の会社に決めたポイントは?

複数社をご紹介いただきましたが、和田社長と会ったとき、直感的に「この人と働きたい」と感じました。経営や社員、会社の将来について3時間近く語り、その本気度と覚悟に強く惹かれました。

条件面は前職よりも下がりましたが、それはまったく気になりませんでした。「この人のもとでなら成長できる」。そう確信できたことが最終的な決め手です。

会社は10年で3倍。変化を内側から感じている。

転職していかがですか?

入社当時、当社の売上は約5億円でしたが、現在は18億円規模にまで成長しています。数字の伸び以上に実感しているのは、組織が少しずつ「会社らしい形」へと整ってきたことです。

制度や業務のフローを整え、社員が安心して働ける環境ができてきました。経営に近い立場で変化を内側から体感できている点は、大きなやりがいにつながっています。

転職して良かったと思うことは?

自分の経験を会社全体の成長に直接つなげられることです。「この会社にとって今、何が必要か」を起点に考え、動けている実感があります。

事業だけでなく、組織や人づくりまで含めて責任を持てる。その問いに向き合い続けられていることが転職して得られた最も大きな価値だと感じています。

困っていることや課題はありますか?

個人的な困りごとは、ほとんどありません。一方で会社としての課題は次の成長にどう備えるかだと感じています。

業績が好調な今だからこそ、足元を固める必要がある。順調なときほど危機感を持ち、組織の基盤づくりに取り組んでいきたいと考えています。

生活面の変化はありましたか?

北海道に戻ったことで、生活は大きく変わりました。仕事を早めに切り上げられるようになり、家族と過ごす時間が増えました。

自然の中で子どもと過ごす日常や移動のストレスが少ない環境は、今の自分たちの暮らしに合っていると感じます。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

条件を先に固めすぎない方がいいと思います。大切なのは、実際に会って話をし、「ここで働くイメージが持てるか」を感じることです。すべての条件を満たす会社はありません。

だからこそ、自分の中で譲れない軸を一つ持ち、あとは人や空気感を見ながら決めていく。そのプロセスが、納得感のある転職につながるのではないでしょうか。

担当コンサルタントから

チーフコンサルタント 
笹本 香菜

齊藤さんは、条件や肩書きにとらわれるのではなく、「誰と、どんな組織をつくりたいか」という視点で転職を考えられていました。

幅広いご経験をお持ちでありながら、企業や経営者と真正面から向き合う姿勢が一貫していたことが、納得感のある転職につながったのだと思います。

ワコオ工業への転職は、まさに「人ありき」のご縁でした。入社後は業績面だけでなく、組織づくりや働く環境の整備でも着実に成果を出されており、今後のさらなるご活躍が楽しみです。

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