転職成功者インタビュー

ワコオ工業株式会社
新保智樹さん(仮名・技術営業) 29歳

金融から技術営業へ。営業の面白さを追い求めて。

金融機関で法人営業や新規事業の立ち上げを経験してきた新保さん。支店での営業業務に加え、本部では新規事業の立ち上げにも携わり、組織の中核としてキャリアを築いていた。

一方で、全国転勤を前提とした働き方や数字を追い続ける営業スタイルに、次第に違和感を抱くようになっていたという。子どもが生まれることをきっかけに地元・北海道へ戻ることを決意し、2021年にワコオ工業へ入社。

現在は営業本部・本社営業課の主任として、バルブ・ポンプのメンテナンス提案から海外メーカー製品の販売まで、幅広い業務を担っている。「条件にとらわれず、まずは企業の話を聞いてみた」と語る新保さんが、転職の背景と現在の仕事のやりがいについて語ってくれた。

※本記事の内容は、2026年5月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
1回
活動期間
エントリーから内定まで528日間

転職前

業種
銀行業界
職種
法人営業、キャッシュレス推進担当
業務内容
法人融資提案や既存企業への渉外営業を担当。デジタル戦略部ではQR決済の加盟店開拓、説明会実施、事務設計やOJT指導を担う。

転職後

業種
産業用バルブメンテナンス業界
職種
技術営業、海外メーカー対応
業務内容
海外製バルブの技術窓口としてメーカー折衝や部品調達を担当。技術案件調査や現場支援、教育体制整備に携わる。

金融から技術営業へ。営業の面白さを追い求めて。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

営業本部・本社営業課に所属し、バルブやポンプのメンテナンス提案、メーカー製品や部品の販売を担当しています。お客さまは、電力会社やバイオマス発電所、化学メーカーなど、プラントを保有する企業が中心です。

最近は海外メーカー製のバルブを取り扱うケースも増えており、北海道にとどまらず、本州案件にも関わるようになりました。

営業といっても、単に製品を売るだけではありません。「どのようにメンテナンスするか」「どのような体制で支えるか」といった点まで踏み込み、総合的に提案しています。

入社前のご経歴を教えてください。

新卒で金融機関に入社し、支店で法人営業や融資業務を経験しました。その後、本部に異動し、キャッシュレス決済事業の立ち上げメンバーとして、新規加盟店の開拓や営業推進を担当しました。

再び支店に戻ったタイミングで、子どもが生まれることが分かり、今後の働き方について考えるようになりました。

転職のきっかけは?

銀行では一通りの業務を経験しましたが、「この先も同じ延長線でいいのか」と、自分自身のキャリアを見つめ直すようになったことが転機です。

中でも大きかったのは、全国転勤を前提とした働き方です。家族が増える中で、地元に腰を据えて働く選択肢を考えるようになりました。

また、営業として数字を追うこと自体を否定するつもりはありませんが、それが目的化していく感覚には、次第に違和感を抱くようになりました。

「自分は何のために営業をしているのか」。そう自問したとき、別の環境で挑戦してみたいと考えるようになりました。

転職活動はどのように進めましたか?

まずは転職支援会社や転職サイトに登録し、情報収集から始めました。リージョナルキャリア北海道を知ったときは、「自分には少しハイレベルなサービスなのでは」と感じたのも本音です。それでもまずは話を聞いてみようと登録しました。

正直なところ、最初から明確に行きたい会社が決まっていたわけではありません。面談の中で、自身の状況やこれからの働き方に対する想いを率直に共有しました。

その上で提案されたのがワコオ工業でした。当時はコロナ禍でWeb面接が中心だったこともあり、企業の雰囲気がつかみにくい時期でした。

そのような状況下で対話の機会を丁寧に設けてもらえたことはありがたかったです。「まずは一度、カジュアル面談をしてみませんか」と提案してもらえたことが、強く印象に残っています。

今の会社に決めたポイントは?

転職に対して不安や迷いはありました。それでも最終的な決め手になったのは、社長との面談で「裁量を持って働けそうだ」と感じたことです。決まりきった営業スタイルではなく、自分で考え、動き、形にしていける余地がある。

金融機関では経験できなかった「モノを見て、触れて、サービスとして提供する営業」に面白さを感じたことが、入社を決めた理由でした。

裁量ある環境で、前例のない挑戦ができる。

転職していかがですか?

想像以上に多くのことを任せてもらえています。入社当初は北海道地区の営業を担当していました。

経験を重ねるうちに本州地区のお客さまも任されるようになり、海外メーカーとのやり取りや海外出張に同行する機会も増え、仕事の幅は大きく広がりました。

「やりたい」と言えば任せてもらえる環境があり、自分から動けば動くほど、仕事のフィールドも広がっていきます。大変さもありますが、それ以上に面白さを感じています。

転職して良かったと思うことは?

振り返ると、転職時に求めていたことは、おおむね実現できています。北海道で腰を据えて働けていることはもちろん、待遇面でも当初の希望が叶い、満足しています。働き方の自由度も高く、自分の裁量で仕事を組み立てられるようになりました。

また、海外案件に関わる中で、これまでとは異なる視点や知識が身につき、営業としての引き出しが確実に増えたと感じています。

困っていることや課題はありますか?

一番の課題は英語ですね。海外メーカーとのやり取りが増え、英語力の必要性を強く感じています。

最近は英会話スクールを検討したり、家族と一緒に英語教材に触れたりしながら少しずつ学習を進めています。

生活面の変化はありましたか?

地元に戻ったことで、家族や親族との距離が近くなりました。両親が子どもに会いに来てくれる機会も増え、以前よりも家族との時間を大切にできています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

条件だけで判断せず、まずは実際に会って話を聞いてみることが大事だと思います。Webだけでは分からない雰囲気や人柄は、必ずあります。

また、譲れない条件を一つ決めたうえで、どこまで視野を広げられるか。そのバランスが、後悔しない転職につながるのではないでしょうか。

担当コンサルタントから

チーフコンサルタント 
笹本 香菜

新保さんはご自身のキャリアを冷静に振り返りながらも、「次に何を大切にしたいか」を明確に持たれていました。条件面だけでなく、働き方や仕事そのものの面白さを重視されていた点が印象に残っています。

選考過程では、不安や迷いも率直に共有いただきましたが、一つひとつ整理しながら納得感を持って意思決定を進められました。

現在は海外案件にも関わりながら、着実に活躍の場を広げています。自分の意思で仕事の幅を広げていける環境を前向きに楽しまれていると聞き、今後のさらなるご活躍が楽しみです。

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