2022.10.28
【とろける生うに丼】稚内で見つけた絶品"地元メシ"
こんにちは。リージョナルキャリア北海道のコンサルタント、伊藤です。
8月某日。ふと思い立ち、稚内まで足を延ばしてきました。
移動は車で片道5時間
稚内市はご存知の通り、日本最北端のまち。札幌からは329km、車で約5時間ちょっとです。
アクセスの方法には公共交通機関ですとJR、高速バス、あるいは飛行機があります。
今回私は自家用車を利用しましたが、やはり普通に遠かったです(笑)。
次行くときは飛行機で行こうと思います(飛行機だと58分ほどで着くとのこと)。
まずはノシャップ岬へ
稚内市に到着してから真っ先に向かったのは、ノシャップ岬です。
※以下、写真はいずれも筆者撮影
稚内の最西端、宗谷海峡に突き出す岬で、利尻山と礼文の島影を望めます。
ノシャップとはアイヌ語で「岬がアゴのように突き出たところ」「波の砕ける場所」の二つが語源となっているそうです。
こちらには有名なイルカの像と水族館がありました。ちょっとしたお土産屋さんなどもあり、多くの観光客の姿が見えました。
とろける生うに丼を食べる!
おなかペコペコの私たちは、すぐに周辺のごはん屋さん探しに。
稚内と言えば海の幸ということで、定番のうに丼をいただきました。
※生うに三食丼 3,630円
漁師の孫で、自称:海鮮には口うるさい私も、感動する新鮮さでした!
ミョウバンくささがまったくなく、海の香りがし、とろけました。道内で食べるどこのうによりもおいしいのではと思うほどです。
価格は観光地価格かもしれませんが、美味しかったので文句なしです。
他のメニューもどれもおいしそうですし、お隣の席の方を見ると、メニューの写真と遜色ない量のネタがふんだんに盛られたどんぶりを食べられていました。
どのメニューを選んでも満足できると思います。
お腹いっぱいになった私たちは、お次に「白い道」へ向かいました。
エモーショナルな白い道
最近の稚内の映えスポットはここなんだとか。
よく見るとホタテの稚貝のような貝が敷き詰められています。遠目でみると白い綺麗な道にみえます。
とてもエモーショナルな雰囲気を演出してくれます。
やや険しい道を上らねばなりませんので車必須ですが、ここまでたどり着く価値ありの景色。周りも静かで、この道だけ稚内から切り離された異空間のようです。
何をするでもなく、ただ白い道と向こうに見える海を感じる。おすすめスポットです。
ノシャップ公園にいたのは・・?
帰り道、ふと寄ってみたのはこのノシャップ公園。
一見普通の、ありふれた公園です。しかし、よく見ると...鹿が!
公園中、どこもかしこも、鹿!
錯覚しました。ここは奈良の鹿公園なのか、と。いや、ここはノシャップ公園に間違いありません。
「そう書いてはいるけれど、普通に鹿いすぎ!」と、終始ツッコミが止まりませんでした。
普通の公園にただただ鹿が平然と座っているこちらの景色。私にとっては稚内で一番の衝撃でした。
コスパ最強の地元居酒屋へ
夜ご飯は稚内市街地のアーケード街へ。
地元の方が口をそろえて「安くてうまいお店」と教えてくれた「甚八」さんに行きました。
お昼に続いて、再びうにをいただきます。
こちらはこの量で800円くらいでした。とってもおいしく、コスパ最強です。
私たちは奇跡的に予約できたのですが、店内は地元のお客さんであふれかえっていました。本当に地元の人たちに愛されているお店なんだなぁと実感しつつ、大将のおすすめのままホタテのバター焼き、カキフライ、ブリ刺し、あじのなめろうをチョイス。
頼んだものすべてが最高で最強の味でした...。こんなおいしい海鮮居酒屋、札幌ではそう出会えません。本当に至福の時でした。
本当に最高のお店すぎて、私の生涯出会ったお気に入りの飲み屋トップ10にランクインしました。
ゆっくりと帰路につきます
2日目は「日本最北端の地の碑」がある宗谷岬からスタートしました。
引き続き、おいしいものをいただきながら帰路につきます。
こちらは有名な間宮堂さん。店名にもあるように、名物の「帆立ラーメン」をいただきます。
塩気がしっかり効いたスープのラーメンは、二日酔いにしみる味です(塩分を控える必要がある方は、スープの飲み干しにはご注意くださいご注意ください)。
ラーメン以外にも「帆立カレー」が有名なようで、皆さんラーメン+カレーを頼んでいたのですが、その理由が分かりました。
塩けが強いラーメンを食べていると、ごはんが欲しくなるのです。そしてカレーも合う!
ちゃっかり私たちもカレーを追加で頼んでしまいました。2人でラーメン1杯ずつ、半カレーを1杯頼んでシェアするのがおすすめです。
この日は札幌へ帰る日でもあったので、この後豊富町の宮の台展望台から豊富の街を見下ろし、豊富ソフトを食べ、帰路につきました。
今回、急に思い立って訪れた稚内でしたが、最高の旅になりました。
ただのグルメログになってしまいましたが、本当に稚内は海の幸がおいしい所です。
そして、ロシアがすぐそこに感じられる、どこか異国情緒もある町でした。
私は「鹿」の衝撃が強すぎて、鹿以外の記憶がかすれてしまっておりますが(笑)、本当に良い街でした。暖かい人においしい海鮮に、我が者顔で座っている鹿...。
本当に楽しい街ですので、皆さんも稚内にぜひ行ってみてください。
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