転職成功者インタビュー

みらいコンサルティング株式会社
山下雅子さん(コンサルタント) 29歳

一社一社と、もっと深く向き合いたい。経理職志望から選んだコンサルタントの道。

全国に拠点を持つ建築系企業で決算業務や営業事務を経験した後、会計事務所へ転職。北海道内の農業事業者を中心に、確定申告書の作成や記帳業務を担当してきた山下さん。

50件以上の顧客を受け持つ中で、もっと一社一社に時間をかけて課題に踏み込んだ支援をしたいという想いが強まったという。当初は一般企業の経理職を転職先として考えていたものの、最終的に選んだのは経営コンサルティングを手がけるみらいコンサルティングだった。

面接を重ねる中で、「お客さまに必要な支援を限定しない」という考え方に惹かれていったという山下さん。経理職志望からコンサルタント職へと選択肢を広げた転職活動の経緯と、現在の仕事について伺った。

※本記事の内容は、2026年9月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
2回
活動期間
エントリーから内定まで61日間

転職前

業種
会計事務所
職種
税務・会計スタッフ
業務内容
北海道内の農業事業者を中心に、確定申告書作成、記帳業務、訪問対応を担当。

転職後

業種
経営コンサルティング
職種
コンサルタント
業務内容
北海道の中小企業を中心とした実態調査(デューデリジェンス)と、課題解決に向けた計画策定を担当。

譲れない条件を持ちながら、職種の選択肢を広げた転職活動。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

企業の財務や事業の実態を調べ、課題を整理して解決策を立てるFAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)領域のコンサルタントをしています。

会社の実態を詳しく調べるデューデリジェンスと、そこから見えてきた課題に対する計画策定が主な仕事です。お客さまは北海道の中小企業が8〜9割を占めますが、上場企業や東北エリアのお客さまも一部担当しています。

入社前のご経歴を教えてください。

前職は会計事務所で、確定申告書の作成や記帳業務を担当していました。北海道内の農業事業者が中心のお客さまで、個人事業主が50件ほど、法人が10件ほどでした。

個人事業主のお客さまのお宅に訪問して対応することも多く、帳簿を見ながらご家族の近況に話が広がることもありました。仕事半分、会話半分のような日々でしたね。

その前は全国に50拠点ほどある建築系の企業で、拠点ごとの決算業務や契約書の作成といった営業事務を担当していました。

転職のきっかけは?

仕事の幅を広げたいという想いが、転職を考えた理由の一つです。会計事務所で実務を積み、会計の知識も身についてきたので、次は一つの企業の中に入って、経理として会社を支えるような仕事がしたいと考えていました。

もう一つは、一社一社のお客さまにもっと深く関わりたいという想いです。多くのお客さまを担当する中で、一人ひとりにかけられる時間には、どうしても限りがありました。

もっと丁寧に対応したいと思っても、サービスの範囲を越えて踏み込むと仕事が回らなくなってしまう。お客さまの課題が見えているのに十分に関われないことに、歯がゆさを感じていました。

転職活動はどのように進めましたか?

前の会社を退職する1カ月ほど前から、転職サイトに登録して活動を始めました。リージョナルキャリア北海道(運営:リージョンズ株式会社)を知ったきっかけは、知人からの紹介です。

同じ頃、札幌で暮らすパートナーとの同居を決め、旭川から札幌へ引っ越しました。先に転居を済ませ、その後の2カ月間で集中的に転職活動を進め、30社ほどに応募しました。

会計事務所で身につけた知識を生かせると考え、一般企業の経理職を中心に探していましたが、前職の年収と経理職で提示される年収には差があり、希望年収を維持したまま転職する難しさを感じました。

今の会社に決めたポイントは?

担当コンサルタントから、希望年収を維持するならコンサル業界も選択肢になると紹介されました。みらいコンサルティングは女性が働きやすい会社だと聞いたことも、応募を後押ししました。

当初は経理職を希望していたものの、みらいコンサルティングと面接を重ねる中で仕事への考え方に共感するようになりました。会計事務所でお客さまに十分な時間をかけられず歯がゆさを感じていたと話したとき、その気持ちを理解してもらえたことが嬉しかったです。

お客さまに必要な支援であれば、業務の範囲を最初から狭く決めない。その考え方を聞き、一社一社に深く関わりたいという想いは、コンサルタントでも実現できると感じました。同社から「ぜひ入社してほしい」と声をかけてもらえたことも、入社を決める後押しになりました。

企業ごとに答えを探す。コンサルタントとして向き合う日々。

転職していかがですか?

この仕事だからこそ出会えた企業があり、「地域にこんな魅力的な企業があったのか」と知る機会が増えました。

企業の実態を調査して結果をお伝えすると、「自分たちの会社は、外から見るとそう見えるんだね」と驚かれることもあります。そこから「では、次にどうするか」をお客さまと一緒に考えていくことに、面白さを感じています。

支援の方法や進め方は、企業ごとに自分で組み立てます。なぜこの進め方が必要なのかを説明できれば、上司も「やってみたらいい」と背中を押してくれます。そこは、みらいコンサルティングらしいところだと思います。

転職して良かったと思うことは?

お客さまとの信頼関係の築き方を、この会社で学んでいます。資料の細かな言葉遣いまでこだわり、お客さまにどう伝わるかを考えている先輩が多く、日々学ぶことがあります。

また、メンバーの半分以上が女性で、入社前に聞いていた「女性が働きやすい会社」という印象にもギャップはありませんでした。

困っていることや課題はありますか?

会計事務所の頃は、やるべき業務がある程度決まっていましたが、コンサルタントになってからは「答えがない」ことが多く、自分で組み立てながら進めることに難しさを感じています。

仕事を終えてから振り返ると、「もっとこうすればよかった」と思うこともあります。ただ、その時点では見えていなかったこともあるので、限られた情報の中で判断しなければならないところが、この仕事の難しさです。

知識が足りないと感じる部分は、公認会計士の勉強を続けながら補っています。より専門的な知識が必要な案件では、東京のメンバーにも相談し、一人で抱え込まずに進めるようにしています。

生活面での変化はありましたか?

旭川から札幌へ引っ越して、パートナーとの同居を始めました。転職後は趣味である新日本プロレスの観戦に使える時間も増え、嬉しいです。

業務が忙しい時期はパートナーにも事前に伝え、お互いに無理が出ないよう調整しています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

譲れる条件と譲れない条件を明確にすることが大切だと思います。私の場合は転職後も札幌から転居しないことと、希望年収を下回らないことが譲れない条件でした。

職種については、第三者から提案された選択肢にも耳を傾けてみてよかったと思っています。最初は検討していなかったコンサルタント職も、話を聞く中で自分がやりたかったことに近いと気づけました。

自分の強みやできることは、第三者の方が客観的に見えていることもあります。譲れない条件は持ちながらも、仕事の選択肢については周りに相談してみるといいかもしれません。コンサルタントに相談するなら、話しやすく、自分の強みを見つけてくれる人がいいですね。

担当コンサルタントから

チーフコンサルタント 
宮崎 美晴

山下さんは当初、一般企業の経理職を希望していましたが、お話を伺う中で転職によって実現したいのは、経理職に就くことそのものではなく、「一社に深く関わり、お客さまのためにできることを増やすこと」だと感じました。

札幌勤務と希望年収という条件を維持しながら、これまでの会計知識を生かしてキャリアを広げるには、コンサルタント職も選択肢になると考え、みらいコンサルティングをご提案しました。

忙しい中でも公認会計士の勉強を続ける姿勢や、お客さまのために必要なことを学び続けようとする姿勢も同社の仕事に合うと感じていました。現在は企業ごとに支援の方法を考え、必要に応じて社内の専門家とも連携しながら、お客さまへの支援を深めている山下さん。今後のさらなるご活躍を応援しています。

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