転職成功者インタビュー

エイジス北海道株式会社
久田悟さん(仮名・営業) 30歳

目標達成して次の一歩は?新たな職種にチャレンジ!

新卒でホテル業界に就職し、30歳を手前に支配人の役職も手にした久田悟さん。一国一城の主として経営に携わりたいという夢を順調に達成した彼が、次のステップとして選んだのは新たな世界へのチャレンジでした。

彼女との付き合いを続けたいという思いも叶えられる、地元札幌での転職。彼の適性を判断したコンサルタントからの勧めに刺激を受けて選んだ「営業職」の道を歩き始め、確実な手応えを感じています。

私たちは誰しも人生の中で、いくつかの分岐点に出会うものです。その時、どの道を選ぶか?参考の一つとしてご紹介します。

(※本記事の内容は、2015年10月取材時点の情報に基づき構成しています)

過去の
転職回数
1回
活動期間
エントリーから内定まで62日間

転職前

業種
ホテル
職種
ホテル支配人
業務内容
全国展開のシティホテル勤務。最後の配属先ホテルで支配人(運営・管理・企画・マネジメント)を務める

転職後

業種
共通ポイントカード(CNカード)
職種
新規事業立上げ/営業
業務内容
店舗・企業へのCNポイントカードシステムの提案・販売・導入

業績を評価されて、異動の可能性。そこで考えたことは。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

当社はもともと流通小売業を中心とした「実地棚卸サービス」や「商品補充サービス」、そして「店舗の経営レベル・接客サービスを評価し、店舗の問題点を発見するカスタマーサービスチェック」などを行ってきました。そして、昨年から新たに、小売業やサービス業、一般企業に対して、全国共通ポイントカード(CNカード)の導入を勧める札幌代理店としての事業を開始することになったのです。私は、その新規事業立ち上げの営業スタッフとして採用されました。

共通ポイントカードの利用により、データには顧客の購買足跡が残されます。それを利用して販促に活かしたり、美容室と小売店など異業種のコラボによる新たな企画を提案するなど、コンサルティングにも役立てられます。カードシステムの導入勧誘を通して、幅の広い仕事に携わっていきたいと考えています。

入社前のご経歴を教えてください。

学生時代から、経営に関わり一国一城の主のような仕事をしたいと考えており、それが実現する業界としてホテル業を選びました。全国展開のシティホテルに入社し、群馬県内のホテルに勤務、新規開業にもかかわりました。

その後、地元である札幌のホテルに支配人として異動。グループ内でも古いホテルでしたが、いろいろと改革を試み、成果を上げることができました。この時点で、私の学生時代からの目標はある意味達成できたといえるのかもしれません。

転職のきっかけは?

支配人として担当ホテルの改革に成果が上げたことにより、帯広のホテル改革を任される可能性が出てきました。しかし、久々に札幌に戻り、お付き合いする人もできたばかりだった私は、「札幌に残りたい」という思いがありました。

また、「一定の目標を達成した今、新たな世界にチャレンジしてみたい!」という欲求も湧き上がりました。そのようなことを総合的に考え、転職を決断したのです。

転職活動はどのように進めましたか?

いろいろな転職サイトに登録することから始めました。その中の一つを通して、リージョナルキャリア北海道からのスカウトメールが届いたのです。担当のコンサルタントからは、単に会社の紹介だけでなく、さまざまなアドバイスや励ましをいただきました。事務職の経験しかないため、なんとなく敬遠していた営業という仕事の魅力についても熱く語っていただいたことを記憶しています。

今の会社に決めたポイントは?

営業職にも関心を持ち始めていた時期だったこと、そして、新規事業の立ち上げに携われることに大きな魅力を感じました。単にカードシステムの営業というだけでなく、それを通してお店や会社の販促、集客、経営に深く関わる、いわばコンサルティングに近い仕事だと思いました。

もう一つは、面接などを通して感じた会社の雰囲気がとても良かったこと。常務から「聞きたいことがあったらいつでもおいで」と言われるなど、どの人からも誠実な印象を受けたことが入社の決め手になりました。

読書量は3倍に!プライベートでもさらに充実の予感。

転職していかがでしたか?

「一国一城の主になる」「経営に関わる」という学生時代からの夢を考えると、「営業」の仕事はかけ離れているように捉えられるかもしれません。しかし、これまでは「自分の会社の経営に関わってきた」のに対し、今は「すべてのお客さまの経営に関わる仕事をしている」と考えています。

お客さまそれぞれが課題をお持ちです。これから何百もの経営に関わっていくことができる。まさに、これが目指していたことに近いのではとさえ考えています。

生活面での変化はいかがですか?

ホテル時代、特に最後の支配人になってからは、ほとんど仕事中心の毎日だったと思います。勤務時間も休みも不規則で、気の休まる時間はありませんでした。その点、今はしっかり休みもとれますし、メリハリのある生活をさせてもらっています。恋人との時間もしっかりとれています。仕事に目途がついたら結婚することになると思います。

困っていることや課題はありますか?

困っていることはまったく無いといっても言い過ぎではないでしょう。予想以上に良い環境に恵まれたと思っています。 共通ポイントカードの普及は、さまざまな業種と関わる仕事です。宿泊業は熟知していますが、その他は一から勉強。いろいろな知識を得て、少しでも早くお客さまの役に立てる営業マンになりたいですね。勉強のための読書量は、たぶん以前の3倍くらいになったと思います。

転職してよかったと思うことは?

以前の仕事も好きでしたし、30歳前には「一国一城の主になる」という自分なりの目標を達成できた満足感はあります。その時点での転職には一縷の不安がありましたが、今は転職して良かったという思いで一杯です。私生活も充実しており、点数をつけるとするなら、ほぼ100点ではないでしょうか。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

それぞれ事情はあると思いますが、前向きな転職をおすすめします。前職への不満をひきずるのではなく、これからやりたいことを実現するための転職だということを意識して活動して欲しいです。

転職成功者インタビュー一覧

ページトップへ戻る