転職成功者インタビュー

フルテック株式会社
伊藤進さん(仮名・財務) 36歳

一人暮らしの母のためにUターン。地元札幌で財務・経営管理スキルが活かせる転職を実現。

伊藤さんは大学入学を機に北海道から上京し、新卒で証券会社に就職。その後商社へ転職し、経理や財務、経営企画など、管理部門でのキャリアを積み重ねてきた。

しかし、地元・北海道で一人暮らしをする母親のことが気がかりで、30代のうちに北海道に戻りたいという思いを抱くようになった。

転職活動を中断した時期もあったが、転職コンサルタントを通じて情報収集を継続しながらタイミングを待った、と話す伊藤さん。
その甲斐あって、札幌でこれまでの経験をフルに生かせる企業と出会えたという。

Uターンから1年が経ち、公私ともに充実した毎日を送る伊藤さんに、転職活動を振り返ってもらった。

※本記事の内容は、2021年7月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
1回
活動期間
エントリーから内定まで300日間

転職前

業種
半導体・精密機器関連(商社)
職種
経営企画
業務内容
中期経営計画策定、予算管理、M&A業務、新規事業立ち上げ支援

転職後

業種
住宅・建材・エクステリア・インテリア(メーカー)
職種
財務
業務内容
入出金伝票の承認やネットバンキングの管理、資金繰りの管理、財務部門のIT導入推進

30代のうちに地元に戻り、親を安心させたかった。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

財務課に所属し、入出金伝票の承認やネットバンキングの管理、資金繰りの管理などを担当しています。財務課は私を含めて4名で、メンバーのマネジメントも私の仕事になります。

また、会社としてDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めている最中なので、私もプロジェクトの一員として財務部門におけるIT導入の推進役を担っています。

入社前のご経歴を教えてください。

東京の大学を卒業後、証券会社に就職しました。営業に配属され、IPO(新規公開株)を目指す企業へのコンサルティングや、株式公開に向けた支援業務などに携わっていましたが、入社3年目にリーマンショックが発生。その影響で部門が縮小されたのを機に商社に転職しました。そこでは経理・財務、経営企画といった管理業務を担当していました。

転職のきっかけは?

商社には10年以上勤務し、経理・財務分野では会計システムや支払い管理システムの導入、メンバーマネジメント、為替関連や海外取引のとりまとめなど、様々な業務を担当しました。その後、経営企画に部署異動したのですが、基幹システムの入れ替えや中期経営計画の作成、IR業務と、管理部門の仕事は一通り経験しました。

それなりに手ごたえも感じていたので、そのまま東京で働くという選択肢もありましたが、やはり北海道の実家で一人暮らしをしている母が気がかりで「30代のうちに北海道へ戻ろう」と考えるようになりました。

転職活動はどのように進めましたか?

最初は大手転職エージェントに登録しましたが、紹介先として提示されるのは関東圏の会社ばかり。私が希望する北海道の会社求人は一向に挙がってきませんでした。「これではラチがあかないな」と思い、他の手段を模索する中で、地元密着型の転職支援サービスであるリージョナルキャリア北海道に出会いました。

エントリーしてコンサルタントと面談してみると、紹介先の企業についての情報が豊富、という印象でした。その企業がどんな人材を求めているのか、これまでどんなキャリアを持った人が転職しているのかなど、ホームページなどからは読み取れない情報も丁寧に教えてくれて、地域密着サービスならではの強みを感じましたね。

今の会社に決めたポイントは?

最終的には3社から内定をもらいましたが、フルテックは北海道に本社を置きながら全国に事業を展開していて経営基盤もしっかりしている。今後は管理部門に力を入れていくという話も聞いたので、これまでの経験が最も生かせるのはフルテックではないかと思い、入社を決めました。

満員電車のストレスが減った。サイクリングも楽しめるように。

転職していかがでしたか?

社内のIT化については、前職の会社も私が入社したころは同じような状況だったので、当時を思い出しながら改善を進めています。業務の流れを変える際には「今までのやり方でうまく回っていたのに、なぜ変える必要があるのか?」といった心理的なハードルが生まれがちですが、財務課のメンバーをはじめとした周囲の積極的なサポートのおかげで、少しずつ形になってきています。

ある程度仕組みを作って社内で定着すれば、資金の動きなどを経営陣へタイムリーに報告できる環境が生まれるはず。そこから次の提案につなげていきたいと考えています。

生活面での変化はいかがですか?

満員電車のストレスから解放されたことですね。東京にいたころは1時間近く満員電車に揺られて通勤していましたが、今は会社まで歩いて20分くらい。肉体的にも精神的にも楽になりました。私にとってはうれしい変化です。

また、実家は札幌から車で4時間ほど。すぐに行ける距離ではありませんが、それでも東京にいたときに比べれば、安心感が違います。母親も、以前は私を頼るそぶりをあまり見せませんでしたが、最近は頼み事や相談をしてくれるようになりました。そんなとき「Uターンしてよかったな」と、改めて思います。残業もずいぶん減りましたので、休日には新しく買った自転車でサイクリングに出かけるなど、自然を満喫しています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

勤務している会社を円満に辞めるには、タイミングを見極める必要があります。一方で、希望を満たす企業の求人に出会えるかどうかも、タイミング次第。その両方がうまく合っていい転職ができるわけですから、転職活動はある程度長いスパンで考えたほうが良いと思います。

また、絶好のタイミングを逃さないために必要なのが、情報源となるコンサルタントとの関係構築です。とくにUターンを希望する場合は、大手だけではなく、地元に精通した支援会社も活用して情報を集めると良いと思いますよ。

担当コンサルタントから

チーフコンサルタント 
千葉 悠樹

伊藤さんは、北海道で一人暮らしをするお母さまのために、Uターン転職を検討。しかし道内の企業や求人の情報は少なく、行き詰まりを感じておられたところで、地元の求人情報の提供を期待され、エントリーいただきました。

面談で話を深めていくと、給与面を含めた待遇と、ご経験を生かしながらもご自身がしっかり興味を持って働けるか、という2点を特に重視されているということがわかりました。

そのことを、伊藤さんと共通認識として持ち、企業への応募から内定受諾まで、軸がぶれていないかを都度確認しながら、ご支援を進めました。

今回の取材では、フルテック社でのご活躍の様子と、「Uターンして良かった」という伊藤さんのお言葉を聞くことができ、良いご縁を結ぶご支援ができたことを、大変嬉しく思いました。

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