2014/10/17Fri
北海道・札幌の転職エージェント リージョンズ キャリアコンサルタントの久保です。
昨年10月に第一子を出産し、約一年間の産休・育休を経て先週復職いたしました。
皆様の転職活動のお力になれるよう、気持ちも新たに邁進して参りたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
北海道へのU・Iターン転職を考え始めたきっかけとして、子育ての環境を挙げられる方はとても多いです。
そこで今後の私の記事では、札幌の子育て事情や、
子持ちの女性・これから子供が欲しいと考えている女性のお役に立てるような転職ノウハウを
特に重点的にお伝えしていければと思います。
Q: 面接で産休・育休に関する質問ってしていいの?また、将来子供を欲しがっていると思わるのはNG?
A: この質問、実は私が弊社への転職活動を行った時に悩んでいたことです(笑)
コンサルタントになった今だから分かる答えは、前者はYES、後者はNOとなります。
【謙虚かつ誠実な姿勢を大切にしつつ、気になる点は確認しよう】
面接は互いのことをよく知り、お互いの不安を解消するための場であると考えています。
長期的な勤務を望む女性にとって、産休・育休の実績や、
子育てをしながら働き続けている女性がどのくらいいるのかを知ることは
大変重要なことですので、もちろん質問しても大丈夫です。
とはいえ、一般的に労働条件ばかり聞くことは、
面接官から好ましく思われないことも事実です。
「権利ばかりを主張して・・・」と思われては損ですので
これらは他の全ての質問が終わった後にすることをオススメします。
その際、「今すぐではないのですが、将来的には子供が欲しいと
考えていまして・・・」と前置きすると聞きやすくなると思います。
「具体的にはいつ頃に?」等、企業側から質問が出た場合は
誠実に思うところを伝えることで、企業側と自身の考えのギャップを確認することができるはずです。
もし将来子供を持つことを望んでいるがために受からなかったのだ・・・と思うようなことがあれば、
むしろ通らなくてよかった~!と考えてみてください。
仮にその会社に入社できたとしても・・・果たして幸せでしょうか?
不安を解消できずに入社して、やっぱりこの会社では働き続けられない!となれば
転職者自身はもちろん、企業にとっても不幸な結末となってしまいます。
謙虚かつ誠実な姿勢を大切にしながらも、可能な限り企業側の考えを聞き出し
ギャップがないかを確認しておくことが、転職成功のカギと言えると思います。
【実績よりも経営者、そして転職者自身の考え方が大切!】
最近は国も政策として「女性の登用・活用」を打ち出しており、大手企業において
取得実績が無いケースは、おそらくほとんど無くなってきているのではないでしょうか。
一方、地方の中小企業でも実績は年々増えていますが、
まだまだ大手に比べると制度のみで実績が乏しい企業もある状況です。
しかし、たとえ取得実績がなくとも、その点のみで諦めてしまうのはもったいなくないでしょうか。
何より大切なのは、経営者の考え方と、転職者自身の考え方。
経営者が男性のみならず女性も会社の重要な戦力として尊重している会社ならば
転職者が入社後一生懸命頑張ることで、子供を産んでも働き続けることを認めてくれるはずです。
また、転職者自身も「自分が第一人者になろう!」と前向きに飛び込んでみる
勇気と意欲を持つこともとても大切だと思います。
みなさまの転職活動の成功を心よりお祈りしています。