暮らしたい場所へのリージョナル転職を成功させたHERO

北海道へのリージョナル転職を見事実現された候補者の太田裕美さんにインタビューしました。

長く愛されるものづくり。一人ひとりを大事にする風土。地元で見つけた、理想の職場環境。

太田裕美さんは、札幌出身。東京の大学を卒業し、そのまま東京で働き続けていたが、27歳のときにUターンを決意した。きっかけは東京での仕事に漠然とした物足りなさを感じていたことだった。東京では、全国的にも有名なインテリア商品の小売企業で商品開発を任されていた。新しい商品を作り、世に送り出す仕事は楽しかったが、インテリアの世界は商品が目まぐるしく変わっていく。どんなに想いをこめて作り上げた商品も、すぐに入れ替わり、「早く次の商品を」と、急かされる。そんな現状を変えるため、動き出した先に思いがけない出会いが待っていた――地元での暮らしと理想の仕事を同時に手に入れた太田さんのUターン体験談を紹介する。

- プロフィール株式会社北の達人コーポレーション 太田裕美さん 29歳/大学卒
- 転職活動【転職回数】1回【転職期間】エントリーから内定まで340日間

転職前の職業・転職後の職業

職業 商品開発 職業 商品開発
業界 専門商社(インテリア商品) 業界 食料品メーカー(機能性食品、化粧品等)
仕事内容 主に自社ブランドで開発・販売するインテリア雑貨やファブリック製品の商品企画および生産管理 仕事内容 主に自社ブランドで開発・販売する機能性食品、サプリメント、化粧品等の商品企画

1東京でのUIターン面談会を知り、「このチャンスを逃してはいけない!」と直感

現在のお仕事はどんな内容ですか?

自社ブランドの健康食品やサプリメント、化粧品などを開発し、インターネットで通信販売している北の達人コーポレーションで商品企画を担当しています。北海道に本社を置く、東証一部の上場企業です。当社のこだわりは、ニッチなターゲットにむけた商品開発。ターゲットとする訴求に対し、効果があるとされる成分を原料メーカーなどから情報を取り寄せることから、私の仕事は始まります。そして原料を選定し、製造委託先を検討。さらには試作、外部モニタリングの実施、容器の検討、商品パッケージの企画まで、幅広く担当しています。

入社前のご経歴を教えてください。

東京の大学を卒業後、インテリア商品の専門商社に就職しました。そこで2年ほど、インテリア雑貨やファブリック製品を中心とした商品企画・生産管理を経験。その後、取引先だった小売企業へ転職し、同じくインテリア雑貨やフレグランスの商品企画・生産管理に2年間携わっていました。

転職したきっかけは?

もともと自分で商品を作って、世の中に送り出す仕事が好きだったんです。でも前職では自分がいくら頑張って商品を作っても、すぐに新しいモノに切り替わってしまいました。だから、「もっと長いスパンで愛される商品を作りたい」と思うようになったんです。1年くらいは悩んでいましたが、30歳を過ぎたら転職するのも難しくなるのではないかと思い、「なるべく早く行動しよう」と思い立ったんです。

転職活動はどのように活動を進めましたか?

まずは大手の転職サイトに登録しました。仕事は、2つの軸で探していました。それまで取り組んできたインテリア系と、大学時代に学んだ英語を活かした、海外との橋渡しができる仕事です。ですが、北海道の勤務で転勤がない会社となると、なかなか見つかりませんでした。半年ほどはそのままの状況が続いていたんですが、あるとき偶然ネットで、リージョンズが東京でUIターン面談会を開催するという記事を見つけたんですよ。参加対象が「社会人歴10年以上の方」となっていたんですが、仕事をしていると北海道にはなかなか行くことはできませんし、「このチャンスを逃したらいけない!」と思い、リージョンズの担当者に無理を言って参加させてもらったんです。

面談会に参加した感想は?

内容は担当者とのマンツーマンでの面談でしたが、「豊富な情報を持っている!」と感じました。北海道にどんな企業があり、どのような人材を募集しているとか、その会社にはこんな課長さんがいるとか、どこにも載っていないような細かい情報が次々に出てくるので驚かされました。大手の転職エージェントと話すより、リージョンズの方が転職できる可能性が大きいと思いましたね。それから半年の間に4~5社を紹介していただき、その中に今の会社があったんです。

今の会社に決めたポイントは?

生み出す商品のジャンルは違えども、海外から良い商品を引っ張ってきたり、生産できる工場を探すなど、これまでの経験が存分に活かせる仕事だと思いました。また、商品を簡単に廃版にせず、一生使い続けてもらえる商品開発を目指す、という理念にも共感しました。この会社なら、前の会社での懸念が解消されそうだと思ったんです。もちろん、商品のジャンルが違うことには不安もありましたが、面接で開発に対する姿勢を聞くことができ、その不安は解消されました。

2心から納得して働ける環境と出会うために、自分から動くことが大事

転職していかがですか?

北海道の会社というと「のんびりしている」という勝手なイメージがあったんですが、全くそんなことなかったです。常にスピード感を持って仕事をしているし、一人ひとりが担当の範囲でしっかりとした専門知識を持っていることにも感心しました。それでいて社内の雰囲気は和気あいあいとしていて、とても働きやすいです。入社後はすぐにテーマを与えられ、商品開発を任されて戸惑いましたが(笑)、逆にやりがいにつながりました。商品化までにかける時間も前職とは違います。この会社では商品の構想作りから完成まで1年かかるんです。前の会社はその半分以下。最初は「こんなに時間をかけるの?」と驚きましたが、作る商品が口に入れるものだったり、肌につけるものだったりするので、何度も試験をしながら時間をかけて作るのが当たり前なんですね。

生活面の変化はありましたか?

思っていたほど、生活は変わりませんでしたね。通勤時間も同じくらいですし。変わったことと言えば、海外出張の頻度が減ったことと、実家に帰る回数が増えたことでしょうか。趣味のダンスは、札幌にUターンしてからもずっと続けています。

転職してよかったと思うことは?

今の会社は、社歴や職歴に関係なく、一人ひとりの声や個性を大事にしてくれる会社なんです。「海外の展示会に行きたい」と私が提案をした際も、「いいじゃない、行ってみたら?」と言ってもらえるなど、新しいことをどんどん取り込める風土もあるので、入社してすごくよかったと思っています。自分が思い描いていたような仕事を自分で作ることができていますね。待遇面も、この会社は1人1人の働きに応じて評価してもらえるので、やりがいにつながっています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

エージェントの規模にとらわれず、いろいろな人の話を聞くことをおすすめしたいです。そうすれば、自分が見つけ出したかった要素が聞けることもありますから。また、単純にスカウトメールを待つだけの「受け身」になるのではなく、自分から動くことが大事ではないでしょうか。私も、エージェントに無理を言って面談会に参加させてもらうなど、自分から行動したからこそ、今があると感じています。人生は、会社にいる時間の方が長いですよね。だったら自分から動いて、心から納得して働ける場所を探したほうがいいと、私自身、今回の転職で実感しました。


コンサルタントの紹介へ

リージョンズ株式会社 辻井 樹

太田さんには東京で開催した面談会で初めてお会いしました。そこでお話しした際には、東京でご活躍されている様子で、企画系のクリエイティブな仕事、かつスピード感がある環境の中、充実した生活を送っていることが伝わってきました。しかし一方で「いつか北海道に帰りたい」「良い会社に巡り合いたい」という強い意志も、同時に感じ取ることができました。急がずに良い仕事が見つかるまでお付き合いしていこうと考え、じっくりと、北海道で“やりがいを感じてくれそうな”仕事を厳選して提案していきました。結果として約1年の期間を経たものの、現在は転職先でご活躍され、大変うれしく思っております。同社は実力を正しく評価してくれる会社。今後のご活躍が大変楽しみです。

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