- >
- HOME
- >
- リージョナルヒーロー
北海道へのリージョナル転職を見事実現された候補者の田中さんに
インタビューしました。
全国を転々とする仕事から
地域に根ざし盛り上げる仕事へ
田中雅彦さん(仮名)は札幌を訪れる観光客への案内業務やイベント・観光施設運営などを手がける公益法人への転職を果たしたリージョナルヒーローである。北海道で生まれ育ち、札幌の大学を卒業した田中さんは大手金融会社に就職。個人向けの金融コンサルタントとして従事し、わずか5年間で東京、愛知、兵庫と3回も転勤があるという生活を送った。しかし結婚と子供の誕生を機に自身と妻の生まれ故郷である北海道に戻り、地域に根ざした仕事と暮らしをしようと考えたという。「札幌を盛り上げたい」と新しい仕事に意気込む田中さんにリージョナル転職活動のプロセスを振り返ってもらった。
結婚と子供の出産で札幌へのUターンを考え始める
- リージョナル転職先について教えてください。
- 田中:
- 当法人ではお問い合わせをいただいたお客様への観光案内や、市内で開催されるお祭りの運営補助、札幌の風物詩になった大通り公園でのとうきび販売事業、羊ヶ丘展望台の運営事業などを行っており、現在は事業係として羊ヶ丘展望台やとうきびの運営に携わっています。
- 転職されたのはいつですか。
- 田中:
- ことしの9月で、ちょうど3ヶ月がたったところです。
- 前職ではどのようなお仕事をされていましたか。
- 田中:
- 大学を卒業したあと、証券会社に入社し5年間勤務しました。仕事の内容は個人向けのコンサルティングで、個人のお客様向けに資産状況をコンサルティングしたり、金融商品の提案などを行ったりしていました。
- 現職とはまったく違うお仕事ですが、転職された理由は何ですか。
- 田中:
- 全国転勤型の仕事だったことが大きいです。入社から5年で東京、愛知、兵庫とかなり早いペースで勤務地がかわりました。就職した当初はいろいろな場所で経験を積みたいと考えていたのですが、2008年に結婚して子供ができたことで、ひんぱんに住むところがかわるより生まれ育った地元に根付いて長く働きたいと思うようになったんです。
- ご家族はどのようにおっしゃっていましたか。
- 田中:
- 妻は「転勤が多いのはしんどい」と言っていました。妻の実家は札幌で、地元を離れて暮らしてみて、やはり札幌で暮らしたいという思いが強くなったようです。
勤め先を退社し札幌へ戻ってから転職活動をスタート
- 転職活動はどのように進めましたか。
- 田中:
- ネットでいろいろな転職サイトにエントリーして、とくに北海道での仕事をたくさん紹介してくださったところでお話をうかがいました。
- 前職の最後の勤務地は兵庫だったそうですが、面接等はどのようにしていましたか。
- 田中:
- 実は先に会社を辞めてから転職活動を始めたんです。兵庫と北海道では行き来が大変だと思ったので、まず今年の3月末に前の会社を退職して、札幌に戻ってから転職活動をスタートしました。
- 前職と現在の仕事はだいぶ異なりますが、どんな点に魅力を感じましたか。
- 田中:
- 札幌に本拠地を置く法人ということで、他の地域に転勤する可能性が低いことと、札幌に根ざした仕事ができる点に惹かれました。お祭りの運営などを通じて札幌を盛り上げ、地域の活性化に自分が貢献できるのではないかと。今は震災の影響で日本全体の元気がなくなっていますが、札幌を盛り上げて元気を発信し、日本中から、世界中からたくさんお客さんを呼び込みたいです。また、転職活動時は前職に近い職種も検討しましたが、今までとは違う職種で自分の力を試したいという思いもありました。
- 実際にリージョナル転職して良かった点、悪かった点はいかがですか。
- 田中:
- 新卒で就職したときとは異なり社会経験を積んでいるので、自分はどんな仕事をしたいのか、あるいはどんな会社に自分は適しているのかなど、自分の方向性を明確にもった上で仕事を選ぶことができたのは大きいと感じています。妻は地元に戻ることができ、転勤のない仕事なので安心できると言っています。妻の実家が近いので、子供の世話など何かあったときにサポートしてもらえるのも良かった点ですね。一方、前職の水準が高かったからでもあるのですが、収入が前より3割ぐらい下がったのが悪かった点です。
- これからリージョナル転職を検討している方にアドバイスをお願いします。
- 田中:
- 都会から北海道へUターン転職すると、収入の面でアップするのは難しいですが、収入以上の価値を見出せるのであれば転職は成功すると思います。お金はもちろん大切ですが、それ以上に働きがいや自分の想いを達成でき、充実して働ける仕事を見付けることが重要ではないでしょうか。
担当コンサルタント
佐藤照昭
リージョンズ(株)
弊社にエントリーいただいたのは、前職をご退職され、まもなくの時でした。すでに札幌へ転居の準備も進められ、退路を断った決意のご転職であることが伝わってきました。そんな田中さんの気持ちに応えたいと強く思ったことを記憶しています。実際に会話をしてみて、物怖じしない芯の強さを感じる一方で、ご自身の足りない部分は素直に認め、改善に向けて努力できる直向さもお持ちでした。前職の大手証券会社において、主に富裕層向けの営業で実績を挙げてきた自信が伝わってくる感覚がありました。
そして、面談の当日に求人案件をご紹介したところ、すぐに応募する旨のご連絡をいただき書類選考へ。公募含め多数の応募者がいる中での選考でしたが、すでに札幌に転居されていたことが幸いし、短期間で複数回の面接に臨め、エントリーから20日間での内定が実現できました。これは田中さんの決断力、行動力があったからこそ実現できたリージョナル転職だったのだと思います。
札幌市 公益法人
総務
田中 雅彦さん(仮名)
1983年 北海道岩内郡共和町生まれ
北海学園大学 人文学部卒
- [家族構成]
- 奥様、お子さん2人の4人家族
- [転職回数]
- 1回
- [転職活動]
- エントリーから内定まで 20日間
- [業界]
- 金融
- [職種]
- 営業
- [仕事内容]
- 個人向け金融コンサルティング







